シナリオ:出目11リトルの家
冒険者が放浪していると砂漠の真ん中にポツンと一件の大きめな家が建っています。
※リトルが同伴している場合
ここが自分が住んでいた家であることを伝えてくれる。中には恐らく蛮族がおり、大切な資料なども荒らされているかもしれないと言う。
下記の魔物との戦闘に入れるが、予備知識を得ている為戦闘有利に進めても良い。
中に入り魔物を倒せれば服を着替えることが出来る。
※クランクが同伴している場合
「ここが俺の友人の娘が住んでいる家だ。そしてここにホワイトスフィアのプロトタイプの資料があるはず何だ」
と説明してくれる。
家に近づくことが出来、ドアが開き窓ガラスも所々割れているのがわかります。
中から突然、
「きゃあああああ!」
と、何かが割れる音と少女の叫び声が聞こえます。
①様子を見ながら
慎重に家の中を進む大きな書斎の真ん中で蛮族達に教われるレプラカーンの少女に遭遇する。羽交い締めにされ服は破かれ全裸に等しい状態になっている。
以降は②と同じ流れ。
②すぐに向かう
急いで家の中に入ると大きな書斎の真ん中で蛮族達に教われるレプラカーンの少女に遭遇する。羽交い締めにされ服は着たままの状態である。
魔物達がこちらの気配に気付き襲いかかって来る。
・ボルグ PL冒険者人数+1
戦闘に勝利すると、少女は助かりお礼を言ってくる。
※クランクが同伴している場合
「リトル大丈夫だったか!」
「お父さん! グレちゃん!」
リトルはクランクグレイリンクスの元に駆け寄り抱きつく。
無事であること確認しあい、クランクは礼を言う。
「ありがとうな……身なりからして冒険者か? 何かお礼をしたい」
クランクは好意的に冒険者達へ接するようになる。
少女の名前はリトルといいここに1人で住んでいる。祖母の世代からゴハンヤの防衛魔動機の管理をして生計を立てている。
また、何かの祖母が残した研究資料の管理をしており持ち帰り不可だが閲覧を許可している。
「急に蛮族が家の前に現れて荒らされたんです。魔動機達もいつの間にかいなくなっていて、逃げ出そうとしたら捕まって……本当に怖かった」
と、改めて冒険者達にお礼を言う。
「ゴハンヤは大丈夫なんですか!」
そう言い外へ出ると彼女は驚愕している。
「な、無い……町が無くなってる!?」
へなへなとヘタリ込み放心状態になるリトル。彼女に事の顛末を説明すると納得してくれる。
「奈落……町の人達が心配です! 私、探しに行きます!」
準備を整え1人で出発しようとするリトル。基本的に宛もなく外へ向かおうとする。
もし冒険者達が引き留めるなら彼女は、町の人が心配だと言って頑固に出ていこうとする。同伴しないかと誘うと、
「え!? で、でもこれ以上迷惑はかけられません!」
と、一度は拒否するが「危ない」等の説得をすると、
「本当に良いんですか!? 何て優しい人達なんだろう! ありがとうございます! 足は絶対引っ張りません!」
彼女は同伴する。
家を散策する場合。
リトルに頼めば本の閲覧を許可してくる。
本の内容は主に魔動機の作成や歴史の参考文献、生活の役に立ちそうな文献がほとんどである。
リトル曰く、
「町の人の図書館代わりになっています。祖母が残した書庫ですが、こうして皆さんの役に立てているのが嬉しいです!」
と、語ってくれる。
もしホワイトスフィアに関して聞くなら。
「何かその名前の資料を見たことがある気がします。大切な資料みたいですけど……見ますか?」
彼女は訪ねてくる。
良いのかと冒険者が訪ねるなら、
「はい! 命の恩人ですから! でも、あまり面白い内容ではありませんよ?」
と前置きしてくる。
書庫の奥に隠されているような扉があり、リトルはその中へ案内してくれる。
小さな空間には紙の資料が山積みになっており、その中からリトルは探しだしてくれ、冒険者達に手渡してくれる。
高レベルのマギテック技能が無いと内容が非常に難解である為、解読は困難。
リトルが簡単に内容の説明をしてくれる。
「ある生き物の特性を、搭載されたボタンを押した瞬間のみ力を発動させる魔動機みたいです。ある生き物というのが
と話してくれる。
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リトルに対して↓
Q,これは時間を移動する機械じゃないのか?
A,え? 違うと思いますよ。どちらかというと能力を遠隔で発動させる能力です。
時間を移動出来たら大破局とそういう悪い歴史なんて消しちゃえますよ!
Q, 君の祖母はどんな人だ?
A,おばあちゃんはマギテックの技師であり、研究員であったみたいです。どんな仕事かまでは教えてくれませんでしたが。
Q,クランクとの関係は?
A,おばあちゃんの友人の息子と聞いています。たまにグレちゃんと一緒に会いに来てくれるんです!(恋愛感情無し)
Q,グレちゃんとは?
A,クランクさんになついているグレイリンクスです。昔私が小さい頃に行き倒れそうだったのをクランクさんが助けてから一緒でして。クランクさんは仕事で遠くに行くので私が飼おうと思ったですが、実は私猫アレルギーでグレちゃんと一緒にいると鼻水が止まらなくなるので、泣く泣くクランクさんに預けています!
Q,ライアンを知ってる?
A,知ってますよ! ゴハンヤにいるアウトドアな男の子ですよね? たまにうちにくるので、上がってもらおうとしているのですが、頑なに入らないので、せめてお弁当を渡していました。
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クランクが同伴しいる状態でクランクに話しかける場合
クランクに対して↓
Q,時間を移動する機械じゃないのか?
A,……いや、そんなはず無い。
Q,でも、設計図には違うと書いてあるぞ。
A,ああ、でもそうならおかしい。作っていた俺がこの情報を知らないはずがない。
ここでクランクは頭を抱える。
A,すまん、混乱している。確かにそう言えばそうだ。俺は時間を巻き戻せるこの機械を漠然とそう捉えていた。今構造を振り返ってみればどうして時に干渉出来るのか仕組みを……忘れているんだ。
唐突に資料を見直し初め一枚の紙を見つける。
A,ここだ「ハーヴェス王国」。ここにいるマギテック技師もこのホワイトスフィアのプロトタイプの制作に携わっていた。何故ホワイトスフィアを壊せないのかもわかる奴がいるかも知れねぇ。
クランクは奈落を抜け出したらアルフレム大陸の「ハーヴェス王国」へ向かうことを決意する。
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君達はリトルの家を後にすることとなり、経験点1000点獲得し「シナリオ目次」へ↓
https://kakuyomu.jp/works/16816452218941002533/episodes/16816452219016703891
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