　カイルのFacebookにカイル父の写真があって、カイル父がタグ付けされていたけれど、カイル父の名前にカーソルを合わせると、プロフィール写真が女の子の写真だった。”カイルは一人っ子のはずなのになんだこれは”と思って、カイル父のページを見ると、子どもの写真だけ全体に公開されていて、日本で撮影されたハーフの女の子２人の写真だった。

　「元奥さんの子供だけど自分の子供じゃない。父親がアイルランド系で子どもが大好きだから。父親とFacebook上で友達としてつながってなかったのは、誤解を生むのと彼女の”かわいい”赤ちゃんを見たくないから。」という返信だった。

　正直、全く理解出来ない言い訳だった。”なんで元奥さんの子どもの写真がカイル父のFacebookページに？しかもハーフって？”と思った。20年くっついたり離れたりで、ちゃんと別れたのが３年前なら、カイルの子どもじゃないと計算が合わなかった。でも詳しい事情が分からないし、自分の子どものことをこんな風に言うかなというのもあったし、父親がexの家族とクリスマスを過ごしたがるという話を前にしていたから、交流があっても不思議じゃないのかなという気もした。ex（元）としか言ってなかったから、元奥さんなのか元カノのことなのかはよく分からなかったけど。それにカイル父は亡くなっているから、父を利用して嘘をつくなんてことするかなと思ったのもある。父が亡くなっているのをいいことに嘘をついてるなら最低だけど。

　一応、「気の毒に。」的な返信をしたら「いいけど、もう家族の素性を見ることはやめて欲しい。日本では自分のことを自立した人間として思っていたいから。」という返事が来た。また他に情報が出て来るかもだし、「結婚してなくて子どもいないならはっきりそう言って欲しい。」と子どもの写真を見つけた後に、２回ぐらいカイルに聞いてて、「結婚もしてなくて子どももいない。」と言ったし、物的証拠対カイルの言葉のみだったけど、とりあえずこの問題はしばらく放置することにした。ただ、チ○コ事件の時に'I've done nothing wrong.'（何も悪いことはしてない）と言ってて、今回も言ってたから、この”何も悪いことはしてない”という発言自体の信頼性は全くないと思った。