第1話⁂ある日⁂
2010年の今まさに夏本番を迎えた7月中旬の都内。
今年の東京はやけに梅雨明けも早く灼熱地獄に見舞われた都内に住む桐谷樹は現在都内の私立聖徳学園高校の1年生。
今日も悪友の井川利也と一緒に女子のスカ-トめくり。
””ペロ~ン!””
「キャ-何するのヨ~!」
「お嬢さんもっと可愛い下着を身につけましょう。これじゃ~おばあちゃん達の穿くズロ—スと一緒じゃないの~?イケマセン!イケマセン!オシャレには細心のご注意を!」
「このバカ————!死ね!」
「テへへへ」
いつもこのような・・・・?要はまだガキ!好きな娘に振り向いて欲しいばかりの気持ちの裏返し。
【バカ!余計に嫌われるっつうの!】
それでも、こんなどうしようもない悪ガキ2人組ですが?
どういう訳か男子にも女子にも大人気なのです。
タ―ゲットになった女子はたまったものではありません。
そんな考える事はエッちな妄想ばかりのどうしようもない16歳の二人組ですが?
冒険好きな2人は勉強もそっちのけであちこち出歩いています。
こんな2人なので成績は最底辺。
そんなある日ふらりと出掛けた郊外のお洒落な西洋風のお城と見間違う程の豪邸から、まるでこの世の者とは思えない妖精のように美しい少女が、蝶の羽ような美しい軽やかなドレスなのか?ネグリジェなのか?美しい栗毛色の髪とドレスが風になびいて余りの美しさにただ茫然と立ち尽くす2人。
なんとも幻想的な何とも言えない異空間に只々………。
するといつの間にかス~ッと居なくなっていたのです。
一体あれは夢だったのか???
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