3i それが、救いとでも言うのですの?!!
「『探知』。標的確認。『発射』!」
「ビャァァァ!」
こうして世界は救われた。
.。o○
「これで37文字。350文字近くになったらこれを入れる準備を行う。私ながら完璧な作戦だったですの…」
「楽しんでやってるようじゃないか。」
ケラケラと私の事を煽るお排泄物。
「全く楽しめてないですわ!
何ですの?あの、お吐瀉物みたいな展開は。私が宝石に触れただけで全滅エンドって、エヴァンゲ◯オンの最終回並みですわ!」
「それが『救い』だったんだよ。あの世界線ではな。」
「あなた、脳みそが※カース・マルツゥになっておりまして?」
※ウジ虫チーズ
「まあ聞け、あくまで僕の推測だが、あの世界では全ての生命が死を望んでいたんだ。だから、君の行為は世界を救ったという事になったのさ。」
「そんなマッチポンプありえませんわ!」
「ありえるのさ。僕は何度もそういう世界を見てきたからね。」
「証明できないのに随分自信がありそうですわね。どうせ、屁理屈でしょうに。」
シュイン…
私の足元に転移陣が現れた。
「今回は唐突に送るのですね!!
私が戻ってきた暁には、カース・マルツゥによく合うワインとパンを用意して、その発酵した脳味噌をトロットロッにつけてやりますわ!お覚悟を願いますわ!」
シュン…
「400文字で強制的に世界を救う方法を見つけたか…このままでは奴を殺せなくなるな。」
神は頬杖をつき、脳みそ中に思索を張り巡らせた。
「少し手を打つ必要がありそうだな」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます