うつ病患者の増加原因
厚生労働省が発表したデータによると日本の精心疾患の患者数は、平成29年の時点で400万人を超えている。しかし、これは病院で治療をうけている人たちの数なので治療を受けていない潜在的な患者もいるだろう。それを合わせると恐ろしい数字になるのではないだろうか。
患者数が多い病名は、気分障害(うつ病や双極性障害)→不安障害→統合失調症→認知症になっている。
やはり、気分障害の中でもうつ病患者の数が100万人以上であり精心疾患の中で最も多くなっている。
なぜ、人はうつ病になってしまうのだろう?
うつ病になるメカニズムは、現在の医学をもってしても正確にわかっていない。
1番有力な仮説は、モノアミン仮説だ。これは、何らかの影響で脳内の神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンなどが不足し気分の落ち込みや意欲の低下などを引き起こすというものである。
他にもストレスによる心因、遺伝などの内因、病気の後遺症による身因など患者がおかれた状況によってうつ病になる原因は様々だと言われている。
日本では、バブルの崩壊以降、失われた30年間と呼ばれるように経済は不況のまま。
経済格差やパワハラやセクハラなどの様々なハラスメント問題、ブラック企業、少子高齢化に伴う様々な問題など多種多様な問題を抱えているのが今の日本の現状である。
日本のGDPは、アメリカ・中国に次ぐ第3位をキープしているがいつまでこの順位にいられるかもわからない。GDPが高くても庶民は、経済的に豊かだという実感もなければ恩恵も受けていないのではないだろうか?
昨年からは、これに加えて新型コロナウイルスの問題も加わりいよいよ日本いゃ、世界がマイナスの話題でもちきりである。
このままでは、日本のうつ病患者数は増加の一途をたどり続けるだろう。
何とかしなければならないと思うが何とかできる力は私にはない。
私が、できることといえばうつ病の苦しさや辛さを伝え、うつ病になることは決して恥ずかしいことではなく病院に通院して治療を受けるべきだということを伝えることぐらいだろう。
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