メンタルの診察/なめろうを食べてきた/オープンダイアローグについて少し言及

 令和四年三月十四日月曜日の日記。

 しんどさ3/10ねむさ5/10

 万歩計6838、小指手術後二十八日目。

 昨晩は夜中の十二時に日記を公開して、午前一時に寝た。

 今朝は午前四時に起きた。外は雨が降っていた。ラインで作家先生から指示があったので、日記から抜粋した右手小指の骨折まとめを編集しはじめた。二月二日から日記の骨折に関連した部分のみコピペして一つのファイルにおさめていた。

 午前六時になった。まだ作業は続いていた。終わる気配が見えない。作業を中断し、ゴミ捨てと隣のコンビニでサンドイッチを購入して朝食にした。朝の薬も飲んだ。家計簿の入力もした。午前六時四十五分から四ツ辻まよいのおはまよらじおを見はじめた。

 午前七時をすぎた。おはまよらじおが終わってから西園寺メアリのいってらっしゃいらじおを見はじめた。右手小指の骨折まとめは午前七時半まで作業していた。四〇〇字詰め原稿用紙で最大四十一ページになってしまった、文芸サークルでサークルメンバーに発表するには多すぎるので頭を抱えていた。

 午前八時すぎから午前九時まで仮眠をした。

 午前九時に起きた。出かける支度をして、午前九時四十八分に自室を出た。

 徒歩と電車で関内駅まで移動して、銀行へ寄り道して通帳記入をした。メンタルのクリニックへついた。午前十時半の予約なので余裕を持って待合室に入った。入口を他の患者に邪魔されてイラついたが、今日の待合室は静かだった。やがて呼び出され診察をうけた。


診察メモより

『メンタルの落ち込み時に頓服する薬はあるのか聞いてみる。

 日曜日の夕方から次の日にかけての落ち込みが二週であった。

 基本眠い日が多い。希死念慮はないがうっすら落ち込みもあるかも。

 予定がないと家に引きこもってる事が多い。そして寝ている。

 花粉症の薬の副作用で眠いのかも知れない。

暑い。動悸と咳が出そう

 デイケアで落ち着かない事が多い、どうしたらよいか?薬ありますか?』

ここまで


 ドクター曰く、気落ちの頓服なんていう便利な薬は覚醒剤じゃないかぎりない。右手の小指の骨折を治療するのに集中して、それから次のステップを考えましょう、と。

 そりゃそうだよなあとぐうのねも出ず次の診察予約をいれた。次回カウンセリングもあり。

 会計を済ませ、薬局で薬を処方され帰途についた。気分を変えバスで帰った。丁度昼飯時だったのでどこかでランチでも食べて帰ろうと思いつつ、弘明寺口バス停を降りるまで昼飯のアイデアがわかなかった。

 弘明寺の坂を登る途中で、そういえば庄や。の昼定食を久しく食べてないなと思い出し、昼から居酒屋で定食もいいなと思い庄や。に入ったのであった。俺以外客はいなかったようだ。刺身定食九九〇円を注文した。

 クロダイとブリとマグロとホタテとタコとサーモンの六点盛りだった。豪華じゃん。熟成された具材は最高に美味かった。ご飯のおかわりが出来なかったのが悔やまれる。昼の薬も飲んだ。

 会計を済ませそさくさと帰宅した。帰宅して行動記録表と家計簿を入力し、右手小指の骨折まとめを修正しはじめた。BGMは帝(Vtuber)の昭和ソング配信のアーカイブだ。

 午後二時すぎまで右手小指の骨折まとめ修正作業は続いたが、ページ数が全然減らなかった。ふと思い立って手術当日の日記の文字数を数えたら三八〇〇字ちょっとで、単純計算四〇〇字詰め原稿用紙で十枚じゃないかと発見して、そのままPDF化したのであった。結局十一枚になったけど。BGMに宇志海いちごの復活配信を流していた。作業が終わったのが午後三時半すぎ、それから横になって休んでいた。

 午後五時になった。昼の生魚が最高すぎて夕食も生魚、なめろうを食べたくて仕方なかった。再び庄や。に出かけた。ええい散財だ!と腹をくくった。庄や。ではごはんセット、冷緑茶、なめろう、ぬかづけ、刺身三点盛り、マグロぶつと孤独のグルメよろしく食べまくってしまった。今思い出してもヨダレが止まらない、歯ごたえ、味、見た目も最高だった。褒める言葉が見つからない美味しさだった。三五〇〇円なり、贅沢した。

 ガツガツと食べおわり、サクっと会計を済ませ、食後の薬を持ってくるのを忘れたのでそさくさと帰宅した。帰宅してすぐ夜の薬を飲んだ。家計簿の入力をした。

 午後六時になった。カクヨムを読み、ニュースを見て、ユーチューブをザッピングしていた。

 午後七時になった。たま(バンド)のまとめ動画を見たり、ユーチューブのザッピングをしていた。

 午後八時になった。思い出したので、横須賀市長井の訛りを検索していた。

 ほら最近津軽弁をしゃべる魔法使いの話がバズったじゃないですか。あれじゃないけど今書いているなろう小説にも方言を言うキャラを登場させようと思ってな、知っている方言というと長井弁なのよ。具体的には……

「われ、あに、せってんだお」(あなた、何を、おっしゃってるんですか?)

 とか

「われよ、おっぺせよお」(あなた、押してください)

 とかしか知らないのだが……。

 日記に戻ろう。森中花咲の四周年記念年表配信をBGMに今日の日記を書きはじめたのであった。

 森中花咲。にじさんじ所属のライバー。緑髪の不幸体質のお嬢さん。声もロリからお姉さんまでできる。歌も上手だしゲームもそれなりに楽しんでやってる。作業のお供に丁度いい。

 明日はヘルパー日だ。それ以外予定はない。多分寝て曜日になるかもな。明後日は右手小指の処置日と、ほぼ毎日なんらかの予定は入って「は」いるんだよな。今週末はこんぼ亭の勉強会だ……ドキドキ。

 そうだ。オープンダイアローグについて書いておこう。対話とリフレクティングによって急性期の統合失調症が治癒できるという、眉唾になる精神疾患の治療システムだ。もちろん統合失調症以外の精神疾患にも効果が見られているという、俺にとっては福音なのだわさ。ただし、俺が治療者やファシリテーターになるつもりはないのだけれど、苦しさの軽減ができるのならオープンダイアローグにすがりたくなる気分は伝わるだろうか?

 リフレクティングが肝らしいんだよな、それと不確実性への耐性、この辺も重要なポイントっぽいのよねえ。

 対話を続ける事そのものが癒やしをもたらす、そんな事があるってすごくないか単純に。

 なので一人では難しいので最低でももう一人、いやさ二人、俺含め三人くらいからどこかで実践できたら嬉しいのだけれども。

 対話する時にコツを少し学ぶだけでも、大幅に効果が見込まれるっぽいのがこのオープンダイアローグの特徴らしい。詳しくは各自検索よろしく。

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