夢記録
宮古遠
2021年3月3日
気付くと私は、巨大な
私と、私の通った小中高入り交じったクラスメイト達は、この地を捨て、
私は苦戦した。そうして苦戦していると、次第に行為そのものが面倒で、イライラしてきた。だから私は、再び都合良く、私と体を共有する別人格の私を出現させ、ビー玉拾いカルタ遊びの勝負に勝利した。
「ビー玉を星形に並べる作業の
クラスメイトの女子どもが、私へ圧力をかけ始める。応えようと奮闘する私。然し結局、私は出発までにビー玉を並べ直す作業を終わらせることができず、ホーム上へ見捨てられてしまった。このとき何故か、他にも四名の男子生徒がホーム上へ取り残された。うち一人は、私が小学生の頃、毎日同じシャツを着て、常にフケを散らしていた、
社会見学へゆかねばならないのに、私は、社会見学の
目の前の扉が開いたので、私は急いで乗り込んだ。が、それは反対へ向かう電車だったらしい。発射寸前で気が付いた私は、どうにか難を逃れた。然し正解である反対側の電車も、
どうしたものかと、私たちはホームの
電車は混んでいなかった。
乗り込むと、年長らしい青年が、乗り遅れた際の行動を私たちに教えてくれた。
「自分たちの持っている
青年
私がぼうっと、車内から外を
「聞いたかよ。みんな
貧乏少年が、隣の車両から私たちのところへ戻ってきた。彼は
「社会見学の前には、しっかり水に
目的の駅が、いよいよ近づいてくる。私は皆の話を聞きながら、
ダルマみたいなふとっちょ
「ホームへでる前に、電車の中でキチンと二列に並んでください」
「ありがとうございます」
私ははきはきとした声で答えた。それにつられたのか皆も、
「ありがとうございます」と合唱をした。
「皆さんおそろいで。へっへっへ」
私たちも敬礼をした。
車内の
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