第15話 パトリシア城を建てる2 完成
また、馬鹿みたいに大きな城を作ってしまったわ~。
パトリシアが、一人感心して城を眺める。
あぁ、あれだ城の………写真で見た!
ベル○○○、あれだわ!コの字形の城だった筈よねあれ確か?
てか、大きさが変わらないのは、完璧にトレースしちゃったのかしら?
て、事は中は……………………。
城の側まで行って扉を開けると…………。
エントランスの奥に扉?その扉を開けると玄関ホールに成っていて、その目の前に階段がある。
階段を上ると左右に別れて廊下が続く。
何だか劇場の階段のようね?左右に別れてここから外に出るのか………。
これからはこの、城の内装を作らないとね!
取り敢えず城の中のマップを確認すると………部屋数が………半端ないですね。
まぁ、良いですわね魔法でなんとかなるかな?
そのまま床に手を当てて、魔法を掛けて内装を完成させる。
出来たけれど………取り敢えず少しずつ見て回らないとね?
先ずは、一階ダンスホールと厨房と、その他もろもろ……だわね。
ひ、広い………部屋数どれ程あるのかしら……。
あここね!ダンスホール……大きいとしか言えない。私のキャパを越えてます。
次は厨房ですが、ここは前の王都のお屋敷の通りかな?
中を覗くと、前の屋敷厨房よりは広さが有るし。設置してある物は前の屋敷と変わらないので安心した。
ただ広さが………いいのかしらね?
次は食堂とサロン、貴賓室ここも大丈夫ね。
それとメイド達が使う洗濯場所と、洗面脱衣所、大浴場が3ヵ所。
男女それぞれに別れてるわね。
大浴場は三ヵ所共に浴槽も広くて、またにならここを使いたいわね。外に何故か露天風呂も出来てるしね。ここだけ日本風なのね?
「ここは、男女に別れて入れるし。3ヵ所あるならどこかを、使用人達専に出来るからこれでOKね」
だけれど、大きくて確認するのが大変よ!でもちゃんと地下室も、倉庫も有るわね?
廊下の灯りも付いてるわね。
さて次は2階から上ね……2~3階は細々と部屋があり奥に行くと宝物庫に使えそうな、部屋もある書庫もある。
お父様とお母様が、お使いに成るお部屋もあるあるわね。
私達が使う部屋も………大丈夫ね?
あ!謁見の間は?マップで確認………外の廊下を歩いて左手のに行くと直接行けるのか?何だか変わった作りに……オリジナルってことでいいのかしらね?(笑)
これで、だいたい出来たわ!
さぁ、みんなを呼ばないとね?面倒なので後はそれぞれに確認して貰いたい。私は疲れたわ。
パタパタと、走ってヴァンスお兄様の馬車の側まで行って御者に馬車で中に入って良いと許可をだして自分の馬車に戻る。
「お兄様!終わりました!今から馬車が動きますわよ?」
「おっ、ビックリした!シア!終わったのか?」
「ええ、終わりましたわ」
「そうか?なら、行くか」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます