2話 天才。
――俺はあれからこの学園について、色々と調べてみた。
まず、この学園には年に一度、夏に能力祭というものが行われる。能力祭には個人戦と団体戦があり、どちらにも参加は可能である。
「まあ俺の場合、チームを組んでくれる奴なんていないから個人戦だけなんだけどな……」
それから、この学園が誇る10人の天才たち……。
10位、
9位、
8位、
7位、
6位、
5位、
4位、
3位、
2位、
1位、
「――凛堂、かるた。俺が最終的に倒さないといけない、敵だ」
俺は、決意を新たに部屋を出た。――そして、今年もその季節がやってくる。
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