行動記録 4日目 月曜日

支社長の苛立ち

「いつまで居る気だ、自見の奴」

「支社長、気に病むことはないですよ。長居をしても何も分かる筈はありませんよ」

「君が、仕事上の悩みで自殺したと軽々しく報告したから、こうなったのでないのか」

「でも、そう書くしかないでしょう。真地間は秘密を握っていたのですよ」

「しかし、推測だけでそうと言い切れないだろう」

「何を悠長な、経理の村橋は真地間と親戚ですよ。彼女が漏らしたかもしれませんよ」

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