第7話
渉治さんが唱えた。
「衝土発動。」
すると地震が起きた。
「うわぁぁぁ!!」
「助けてぇぇ!!」
「ママァァぁァァ!!!!」
誰1人として立っていられなかった。震度7とはこういうもののことを言うのかとはっきり体感できた。死屍累々の中で1人立っている渉治さんが恐ろしい何かに思えた。
「皆さん化け物を見るように見ないでください。あなた達が見たいと言ったから見せてあげたのに。それに、オリジナルスキルを持っていなくとも魔法スキル等を手に入れることが出来たら同じようなことができるかもしれませんよ。ちなみに魔法スキル等は魔物を倒した時に極々稀にスキルオーブを落とすかもしれません。ちなみに私は土魔法を持っています。ですが、このオリジナルスキルと同じようにするには魔力が足りません。」
そうか。いつか出来るようになるかもしれないのか。金を稼げればいいと思っていたけど、意外と面白そうだな。
「さて今日はこれで解散です。外でスキルを使った場合はすぐに軍が飛んできて使用者を捕縛するでしょうからしないと信じてますよ。まぁ使ったところでバレることはそうそう無いでしょうが。次会うのは講習でしょう。それまでさようなら。」
最後に少し怖がらせるようなことを言って帰って行った。さて、俺も帰ろう。
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