小学生時代のエンタメ

小学校時代の娯楽として学校では

当たり前のようにお昼休みになると

男子生徒はグラウンドに駆け出しドッジボールのコート取りをするのが定番で。前日の雨で地面が抜かるんでいようが。まるで命懸けで必死の顔でガムシャラだった。


流石の雨の日は校内と別館の体育館を結ぶ

屋根付きの石畳付近にバスケットボールの

ゴールがあったので。順番にシュートして

得点を競い合った。


他にもクラス内では一人の机の上に

4、5人の子が集まって各々定規を取り出し手には鉛筆やシャーペンを持ち。

順番に自身の定規の4隅の角のどこかを鉛筆やペンで押し当てて弾いて

まるでビリヤードの様に相手の定規を

落とすゲームをしていた。

机の際に押されると定規の机の外にはみ出している部分の下部を空中に向かってペンで

振り上げて机の中央に持っていくという

のがセオリーで。

ビリヤードの様な遊び。

いかに誰よりも最後まで机の上に残るかを戦略としている。心理戦であり。定規の種類も細いものから太いものまで様々で。人気の定規だったのが。その当時社会見学でもらった水道局の定規だった。この定規は重厚感があり序盤戦では戦車の様な耐久力があったからだ。ただ机の端に寄せられるとなかなか中央の安全地帯に戻って来れないというデメリットもあった。

そんな遊びだったが。

その当時任天堂から今ではロングヒットソフトである大乱闘スマッシュブラザーズが発売された。ん?これって遊び要素同じなんじゃね?と同学年の誰もが思った。たちまち

スマブラは日本は元より世界中に広まっていったのだった。

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