第1333話 デイリーボーナス
ある日を境に俺は、目が覚めるとデイリーボーナスを貰えるようになっていた。ピロンッ!!
「さて今日のデイリーボーナスは何かな?……缶ジュース一本か」
一体なぜこうなったのかは、わからない。今までで一番豪華だったのは、誕生日のデイリーボーナスだ。その日は高級寿司屋の無料券だった。本当に使えるのかと思い、半信半疑だったが、問題なく使うことができた。それから俺は、デイリーボーナスが毎日の楽しみになった。基本的にショボい割引クーポンなどだが、月に1度ほど良い物を貰える。家族にデイリーボーナスの事を話すと嘘をつくなと言われ、嘘つき呼ばわりされた。友達のゲームオタクの友達に話すと興奮気味に食いついてきた。
「ならば何らかのミッションをクリアすると、そのデイリーボーナスが豪華になる可能性があるぞ。徳だ。徳を積め」
そう言われ、徳を積むようになったらデイリーボーナスが豪華になっていった。
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