第730話 レンタルパンティー

最近ではサブスクリプションサービスの普及により、経営がピンチになってきた。


「何か新しいレンタルサービスを考えなくてはいけません。何か良い案は?」


会議室。経営陣は新しいレンタルサービスを模索していた。そこに一人の男が手を挙げた。


「パンティーなんてどうでしょう」

「誰がパンツなんてレンタルするんだ」

「そういうのに興奮する層も一定数いるじゃないですか」

「そんな隙間産業にうちの社運を賭けるなんてできない」

「お願いします!!1カ月だけやらせてください」


男の熱意に負け、大手レンタルビデオサービス会社は、レンタルパンティー事業を1カ月やる事になった。


「た、大変です!!」

「どうした!?」

「全国から変態が集まってきました。沢山の利益と警察からは感謝状が!!」

「何!?まさか本当に成功したのか!?」


ただし変態が逮捕されるので、1回限りの利益しか得られないのであった。

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