第704話 王族ブロードウェイ
19世紀イギリス。王族であるシャーロット家のアンナは、暇を持て余していた。
「飽きましたわ。舞台も何もかも」
長女アンナ・シャーロットは、舞台を見飽きてしまった。
「そうだわ!!だったら私達が舞台に出ればいいんですわ」
こうしてアンナは、舞台を自分の手で作る事にした。そしてそれに巻き込まれたのが、弟のジャック・シャーロットを始めとした王族達である。
「姉さん。舞台って一体何をするんだい?」
「ミュージカルよ」
「ええ!?ミュージカル!?」
こうして王族ブロードウェイが誕生した。そして王族ブロードウェイは、一般市民に公開されて大人気となっていった。いつからか王族は、芸能人のようなイメージになった。そしてアンナも長年やったが引退して卒業する事になった。涙を流しながら舞台上で言ったアンナの最後の言葉がこれだ。
「私の事は嫌いになっても王族の事は嫌いにならないでください!!」
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