第779話 天使さんのやさしさ

天使、クリスタさんは

誰にでも優しい。



困ってるミシェルを見かねて、でも

直接話したらびっくりするかしら、と


分身(w)めぐにそれとなくお伝え。


「もしもし、めぐさん.....。クリスタです。起きてます?」と、21時30分。

ミシェルにとっては2回目の、EighthHouses駅。


その時に、めぐの心におはなし。


「クリスタさん?」めぐも、双子の(w)クリスタさんの言葉は

どこでも聞き取れる。



見た目もよく似ているクリスタさんとめぐだけど。



「はい。あの。めぐさん?ミシェルさんが、魔法で時間旅行して、能力を怖れてて。」と

クリスタさんは、ミシェルの気持を落ち着かせてあげたいけど、と

めぐに頼んだ。



「うん、ありがと。行ってみる。」と、めぐは

素っ気無い体操着のジャージ(w)で、個室から出かけた。


学生らしくていいじゃん、とか思いながら。


ナイトウェアじゃ、ちょっとセクシー♪だし、とか。

考えながら。



どんな時でも、軽快なめぐである。

心にいつも、音楽があるせいか?な。






機関車から降りて、ミシェルが10号車に戻ったあたりの時間。


汽車が動き始めた。




歩いて14号車から10号車まで行くのは、結構大変だ。


列車が揺れるから。



でも、かわいいミシェルのためだもん(w)。




クリスタさんの話だと、なんか他人に思えなくって。


めぐ自身も、最初魔法使った時は、驚いたし怖かった。


もう慣れたけど.....。なんて思いながら。



あまり、人が乗っていない寝台列車の廊下をスリッパで歩く。





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