第643話 DM

でも。


めぐは思う。


アメリカンみんなに、魔法を掛けるなんて

わたしには、出来そうもない。



「やっぱり、ルーフィさんとか、ご主人くらいの力がないと」




と、めぐは自信がない。



それは、めぐは経験がないので

魔法の力、が

どのくらいのものか

自分でも分かっていないから。




でも、めぐの魔法は



HiggsEnvironmentの電場エネルギー。



ルーフィと同じ、ー1TeVの

エネルギーを秘めている。




それを、使った事がないだけ、なのだ。



(ちなみに、原子核崩壊エネルギーは ーMeVなので、その1000倍である)







そういう、でも、やってみないと!

めぐは、ルーフィが消えたらやっぱりかわいそう。




そう思って、神様に

お願いをしてみた。




メールで(笑)



from:meg@megunokuni.com

to:god@heaven.com




やってみます!






この、唐突なメールに神様は面食らったけど(笑)


意味は分かった。




「何か、勘違いしてるのかのぉ、でも

それも若いうちじゃな」と

微笑みながら、めぐの力が上手く使えるようにと


かつて、魔法使いルーフィが使った

超電場磁気エネルギーによる神経回路解放の

方法を、めぐにメールした。




ルーフィは、それを使って


政府の要人たちの心の痛みを癒した。



めぐの国の。(笑)。




それで、めぐの国は救われたのだから。


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