第574話 hologram

ただ、愛などと言うものは

超紐理論で言うところの、ホログラムで

3次元の幻影を、1次元の実体に見ている

と言う概念と同じで


信じるものには、それが実態に見えると

言うだけのものであったりもする。




家族もそうで、生物社会学で言うところの

家族とは、人間の必要条件であると

されているが



相互に愛を感じ、分かち合うと言う

日本的な情緒がないと、それを家族とは言わないのは


その生物社会学が、日本の京都大学で興ったので


当然のように、記されていない。


食物の分配があって、雌雄一対で

子供がいたとしても、それは

人間の家族とは言えない。




相互に愛しあい、慈しみあう事がないと


単純に、鬱陶しい呪縛だけになってしまう。




例えば日本の社会に愛がなければ、面倒な

呪縛だけになってしまって




それで、日本の経済や政治が破綻状態になってしまって


終末として、管理不足だった原発が地震を

受けて爆発したりした。



それは、国民への愛がない行政が

形骸的に原発を運営していたからである。






そういう時、量子物理学的に言う

原子核の周囲にある電子は



始祖宇宙で、ヒッグス環境に捕捉されて

光子の自由を失った事を後悔するだろう。


自由を求めて、再びさすらいを求めるように。


勿論、原子核を構成する素粒子も同様で




原発が爆発したのも、言ってみれば

愛のない家庭から逃亡する心のようなもので

原子核と言う呪縛から自由を求めたのである。


つまり、日本的社会には愛と言うホログラムが必要なのだ。






もちろん、めぐの国は日本ではないので(笑)


まだまだ、愛も希望もある世界である。

ホログラムでない、実態としての愛がある。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る