第558話 日本の神

なるほど、その寛容さが日本なのか、と

神様たちは、ほとんど西洋系なので(笑)



そう、納得した。

宗教でも、信仰でも


日本人は曖昧で

クリスマスには、キリスト教、お正月は神道(笑)

お葬式は仏教。



なので、911テロのような精神は

全く理解できない、そんな国民性。




それだけに、悪い人が居ても

追い出したりもしないし

対立もしない。





だから、悪い人を

誰かがやっつけてくれるのを待っている、そんな国だったりもする。


ある意味、それは修業であるかもしれない。




戦いあって、心が傷むよりは

心を平静に保つ事の方が、余程毎日を

心静かに過ごせるかもしれない。




いつかは、天に召されるその時まで。





なんて思う神様たちは、ちょっと人間離れした考えである(笑)当然だが。






思えば、争って生き残るのは動物的な生き方である。




戦っても、心豊かで居られないのなら。




戦わずして無我の境地に至るのも

ひとつの生き方であるかもしれない。




日本の神様は、そう考えているのだろうか、と



めぐの国の神様は、そんなふうにも思う。

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