第348話 nite train for north by northwest

リサのおじいちゃんは、北の国境近くの

寒いところの出身。

今、おじさんの住んでいるところ、bluemorris。



そこに、お墓があって

おじいちゃんの兄弟が、お寺を構えている。



リサのお父さんが、南のこの地westbarryに自動車会社でエンジニアをするので


引っ越してきたのだけど




でも、死んだら魂は

その故郷に戻りたいと



そんな事を言っていて、それで

お墓はbluemorrisに構えたらしい。




国鉄職員は、その生涯を

転勤で終えるので



本当の出生は、bluemorrisではなく

rockmountainあたりらしいけれど。




そんな、流れて者人生を送ってまでも

鉄道に一生を捧げる、そういう人達が居て


今の、国鉄の繁栄がある。




出来上がってしまってから、外国の

お金儲けに使われるのは、さぞや無念だろう。





そんな理由でも、やっぱり


民営化の後、外国資本が入るのは

良くないと




そんなふうに、思う人達も多い。





郵便局も同じで、国民の資本を

信用で集めてきた。



それを、外国に左右されるのは

やっぱり良くない事だと


そう思う人達も多かったけど




民営化の向こうに、外国人の思惑があると

気づく人も少なかった。









とりあえず、国費の無駄遣いと言う矛先が



その、国鉄の特待生、留学制度に

向けられてしまった。

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