第3話 ころされた


「ねぇ?」

「わたしのこ   と     」

「   き    」


私は3年間つきあっている彼氏がいる

もうすぐ30歳になるし結婚の事をどうしても考えてしまう


3年も付き合ってるし同棲もしていることもあり

そこまで焦ることは無かったが


トイレに行くときに彼氏のスマホ画面がみえてしまった。


「?」

「なにこの画面」

「マッチングアプリか何かなの」

声はだしていない

心の声です。


女の子のプロフィール的なものが書かれている

ショックを受けてないと言ったら嘘だがそこまで衝撃的ではなかった。


ある日を境に彼氏の様子がおかしくなった

急に怒り出したり

数日、家に戻ってこなかったりと今までそんな事が無かったので

心配になっていたが喧嘩とかしたくない

お互いが落ち着いて話せる時にしっかり

向き合って話し合おうと決めた事もあり何気ないそぶりをで日常をおくっていた。


0時になった

今日は帰って来ないのかな


0時になった

今日も帰って来ないのかな


もう駄目なのかな

私たち


「ねぇ?」

「わたし       」


鈍い音が頭から聞こえた


俺は悪くない

全部、お前の指示だ


「え」

「わたしの    」


頭の上から首にかけて生温いものが垂れてくる

私は頭が痛く抱え込みながら倒れた

その床には血がたまっている


「私の血?」

「え」

「どういうこと   ?」


お前が毎日、毎日

殺して欲しい相手のプロフィールをメールしてきて

それを実行しないと俺の指を切断して

もう、動けなくなるのが怖くて

今まで殺してきた人たちが毎晩の様に夢に出てくる

そんな生活はもう限界と感じた俺は

残っている手の指4本で用意していた鈍器で

彼女を殴った


俺の彼女は

彼女の双子の妹

姉に洗脳されて俺は殺人鬼となった。


そして、最後は一緒に死にたいと強く感じ

殺してしまった。


うん、、、、好きだよ、、、あの世でまっててね

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