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2021年5月23日 20:23 編集済
「それなら世界はもうじき終わる」の一言が衝撃的でした。ただ、最後の二つの連のイメージが意外に平凡に感じられました。夢咲さま。「百万年の孤独」全篇拝読させて頂きました。あらためてお礼申し上げます。コメントさせて頂いた作品以外でも、光る言葉に出会う詩が少なくありませんでした。ただ、率直に申し上げて、芸術として見た時、全体として詩というより、歌詞か、日記の一節のような軽さを感じました。理由の一つは、詩には自らの心情や思想を一旦外側から見つめ直す客観化と自己批判が必要だと思うのですが、ここでは私的な思いが一方的に垂れ流されてしまっているような気がするからです。友未が、この詩集の中で主情的な詩より、叙景的な作品の方に惹かれたのもそのためでした。もう一つ、この詩集では言葉があまりにも説明的に使われているために、作者の伝えたい想いが頭ではわかっても、実際の生理感覚としてとび込んで来ないもどかしさを感じがちでした。確かに魅力はありますが、ポテンシャルを秘めた未芸術のように感じられました。
作者からの返信
読んでいただき、その上非常に丁寧な感想、批評を頂きましてありがとうございます。そうですね。ご指摘の通り、この作品は芸術と言うよりは、歌を歌うような、気楽な作品として書きました。これを元にして、いずれより洗練された詩を書こう、という、いわば健忘録のようなものです。ですので、友末さんのような率直なご意見は今後の参考になりますのでありがたいです。読んでいただきありがとうございました。
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「それなら世界はもうじき終わる」の一言が衝撃的でした。ただ、最後の二つの連のイメージが意外に平凡に感じられました。
夢咲さま。「百万年の孤独」全篇拝読させて頂きました。あらためてお礼申し上げます。コメントさせて頂いた作品以外でも、光る言葉に出会う詩が少なくありませんでした。ただ、率直に申し上げて、芸術として見た時、全体として詩というより、歌詞か、日記の一節のような軽さを感じました。理由の一つは、詩には自らの心情や思想を一旦外側から見つめ直す客観化と自己批判が必要だと思うのですが、ここでは私的な思いが一方的に垂れ流されてしまっているような気がするからです。友未が、この詩集の中で主情的な詩より、叙景的な作品の方に惹かれたのもそのためでした。もう一つ、この詩集では言葉があまりにも説明的に使われているために、作者の伝えたい想いが頭ではわかっても、実際の生理感覚としてとび込んで来ないもどかしさを感じがちでした。
確かに魅力はありますが、ポテンシャルを秘めた未芸術のように感じられました。
作者からの返信
読んでいただき、その上非常に丁寧な感想、批評を頂きましてありがとうございます。そうですね。ご指摘の通り、この作品は芸術と言うよりは、歌を歌うような、気楽な作品として書きました。これを元にして、いずれより洗練された詩を書こう、という、いわば健忘録のようなものです。
ですので、友末さんのような率直なご意見は今後の参考になりますのでありがたいです。
読んでいただきありがとうございました。