「それなら世界はもうじき終わる」の一言が衝撃的でした。ただ、最後の二つの連のイメージが意外に平凡に感じられました。

夢咲さま。「百万年の孤独」全篇拝読させて頂きました。あらためてお礼申し上げます。コメントさせて頂いた作品以外でも、光る言葉に出会う詩が少なくありませんでした。ただ、率直に申し上げて、芸術として見た時、全体として詩というより、歌詞か、日記の一節のような軽さを感じました。理由の一つは、詩には自らの心情や思想を一旦外側から見つめ直す客観化と自己批判が必要だと思うのですが、ここでは私的な思いが一方的に垂れ流されてしまっているような気がするからです。友未が、この詩集の中で主情的な詩より、叙景的な作品の方に惹かれたのもそのためでした。もう一つ、この詩集では言葉があまりにも説明的に使われているために、作者の伝えたい想いが頭ではわかっても、実際の生理感覚としてとび込んで来ないもどかしさを感じがちでした。
確かに魅力はありますが、ポテンシャルを秘めた未芸術のように感じられました。

可愛い小ファンタジーに引き込まれました。
最後がちょっと？

夢咲さまの叙景スケッチには美しいものが多いですね。
静かにくっきりと、イメージが浮き上がって来ます。
最後の連の着地が乱れてちょっと残念でした。

美しさにこころ惹かれます。
正徹の「むら雨のふる江をよそに飛ぶさぎの跡まで白きおもだかの花」を思い出します。
最後の連が説明的で残念です。

これ、楽しくて大好きです。「惨殺死体」はできれば別の言葉やイメージにして下さい！

夢咲さま、はじめまして。芸術と通俗の里へのご寄稿、ありがとうございました。
この詩は最初の１連目に強くひかれました。後の部分は説明的過ぎる気もします。

最後の一文、誰も乗らない客車は　きっと詩を運んでいるのだ　っていう表現が凄く好きです。
空間は、決して空っぽじゃない。見える人にはちゃんと見えるもので満たされている感が凄くいいです。

いいなあ百万年あったら、思いっきりアウトドアを極めて大地を切り開いて地球にでっかいフットプリントを残しまくりたいなあ。

タイトルから勝手に、
『百年の孤独』を連想してしまいました。
心酔している作品なものでして……。

他者とわかりあえないこと、
永遠に間にある壁を越えられないこと、
一人ではなく独りであることが、
とても生々しい言葉で綴られているなと感じました。