第21話 再会
僕は、春になり小学校2年生になった。
別に変わった事も無い
相変わらずクラスでは1人で居る
帰る時はあゆみ、亜美と帰るが3人で遊ぶなんてほとんど無かった。
誰もいない家に帰りいつの間にか夜を迎える日々を過ごしていた。
いつもの様に僕は学校に行き
いつもの朝を迎えていたと思っていたが
今日は違った。
先生がいつもの様に教壇に立つと
先生は
今日から新しいお友達が増えますと言うとクラス全体がなぜか盛り上がった
僕にはどうでも良い話しだったが興味が無い、有ると聞かれれば有るの方だが激的に僕の生活が変わる事は無いと思っていた。
僕は先生が立っている教壇に目を向けるとその横に転入生が立っていた
少し日に焼けている様な肌とロングヘアの女の子が立っていた
女の子をパッと見て直ぐに下を向いた
友達になる訳でも無いし一目見ればそれだけで十分だった
名前も言ってたけどわざわざ聞く必要も無い
僕は何も考えず先生の話を聞いている風で全く頭に入ってこない
いつの間にか僕の後ろに座っていた
1時間目が終わり10分の小休憩になるとこぞって転入生に話しかけに行く子供たち
僕の後ろの席だったので邪魔でしょうがなかった
2時間目の授業が終わりまた集まる
3時間目が終わり給食の時間が来た。
机を動かして給食を食べる僕
感じたことの無いような視線を感じ目線を少し上に向けた
すると転入生がニコニコしながら僕をみている
「賢一君だよね?」
なんで僕の名前を知っているんだ
転入生の顔をしっかりみた
そこには真奈美ちゃんがいた。
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