中だるみしない良作

とにかく面白いです。
設定がすごい!
布石をうっておいて後からちゃんと意味を持たせているのがすごい。

低ランクの召喚獣からコツコツと積み重ね、次はどんな召喚獣が出てくるんだろうと毎回わくわくしています。

「小説家になろう」の最新話400話まで読みましたが、まだまだ熱がさめません。

特に素晴らしいのが、キャラクターが覚えやすい!!
長期連載になるとキャラクターが多すぎて誰が誰だかわからなくなったり、似たようなキャラクターばかり出てきたりすることもあると思いますが、この作品は違います。

「ジャガイモ顔」とか想像しやすい容姿の描写に加え、口調、性格などがわかりやすく、とても読みやすいです。

会話も誰が話しているかわかるように、
「ああ、セシル。そうだな」
という感じで相槌部分に会話している相手の名前を入れる手法をとっています。

そうか、こうすれば地の文に「〜とセシルが言った」みたいな描写を何度もいれることなく誰が話しているかわかるのか、と感銘を受けました。

この手法は物語が後半になり、キャラクターが増えるほどに活きています。
これを序盤から取り入れていたのは最初からここまでの構想があったからなんだ、と思いました。

世界観、キャラクター、設定、全てが最高です。
更新楽しみにしています!