第3話 いい加減

加減の仕方をしらない世の中になってきたのか

叩かれたら痛いですと、やる側やられる側の気持ちを知らないのか

やるときは、徹底的にやる

時代劇の成敗シーンと一緒だ


貧富の格差からいい加減層、つまり中流が狭りつつある

まあまあがないから、息苦しい

見栄を張る、子供に辛い思いをさせたくない、良い暮らしをしたい

すべては、他人を見て比較することで格差が生まれる。


いい加減に生きることを知らないのか

生まれて死ぬまで、気持ち次第でなんとか生きていける世の中じゃないのか

気持ちの対象が、メディアにいるキラキラした者を意識したら

いくらお金があっても足りない


顔の表情で、心情を察する気持ち

言葉の声に温かみを感じられる気持ち

泣き笑いの表情に、同情できる気持ち


いい加減を知る人間になりたい


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