第140話 時を止める女。

 先日、10年以上前に勤めていた本屋に行って来た。

 そして、こんなありがたいことを言われたのです。


「月猫さん、なんでそんなに変わんないんですか! もしかして、時を止めてます?」


 さすが、コミック担当の女。

 破壊力のあるお褒めの言葉である。


「私に、そんな魔法は使えない!」

 と切り返したが、私の言葉はパンチが弱い(笑)


 正直に言うと、働いてから少し若返ったと自分でも思う。

 美容院にマメに行くようになったし、化粧もするし、痩せて着る服も変わった。


 仕事って大変だけど、プラスになることも多いんだと思う。

 あと、いろんなことがありすぎて、いろんなことを吹っ切ったのかも。

 うん。それが一番大きいかな(#^.^#)


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