第114話 ありがとう。

 日本語の「有り難う」は、本来神様に向かって使われた言葉なんだそうです。


 「有り難い」「有り難し」天に向かって手を合わせるときに使っていたものが、元禄時代から人に対しての感謝の言葉になったとか。


 だから、「ありがとう」って言葉をたくさん使う人は、それが人に対して言った言葉でも天上では神様に言った言葉としてもカウントされるらしいっす。


 昔ね、「ありがとう」っていう言葉を使うと幸せになれるみたいな本があったけれど、それにはこういう理由があったからかも。


 神様だって、「ありがとう」っていつも言ってくれる人間を応援したくなっちゃいますよね。


 というわけで、こちらを読んでくれたあなたへ。

「ありがとう!」


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