第50話 夏です! ノーブラです! 

本日、孫っち一号の体操教室の付き添いという任務が課せられておりました。


前回行ったとき、冷房が効きすぎて「さぶっ」となった私は、今日は少し着こん行きました。なので、冷房で冷えることはありませんでした。


で、その格好のまま病院に行ったりと所用もたしたわけです。ちょっと、暑い。汗だくです。

なので夕方6時過ぎには、なんだか今日は疲れたなぁと思ったのですよ。


そこでちょっと早いけれど、心身共にリラックスしてしまおうと考え、ノーブラに白Tシャツ。下は手作りのだっさいステテコと、そんな姿に変身!


乳首が透けていても、猫しかいませんもの。余裕・余裕。


なのに、何故19時にピンポンが鳴るの????

宅配。しかも、若いお兄さん。

どうしよ? どうしよ?

私しかいないから、私が出るしかないじゃん。着替える時間もねぇだよ!


腕で胸を隠すような不自然な体制でドアを開ける。

はっ?

荷物でかっ!

よりによって、なんてでかい荷物!


お兄さんは

「重いですよ。中に置きますよ」

と言ってくれたけれど、一刻も早く受け取りを終わらせたい私は

「大丈夫です!」

と、胸を隠していたはずの腕を大きく広げ、荷物を受け取った。


こうなりゃ、胸は荷物で隠す! その意気込みであった。

そして、その荷物は息子宛てのキャンプ道具。


『荷物が届くってわかっていたら、こんな格好してねぇだよ!』

と思った私は、息子にクレームと共に私のだっさい姿写真を送った。

息子から一言「すまぬ」と返信が……



女性陣よ! 夏のノーブラは危険だ。

21時過ぎるまでは、油断するな!




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