第47話 子どもは、何歳からお世辞を使う?

 おっす!

 月猫です!!

 今日も元気です(#^.^#)


 これは、数日前のお話。


 孫っち1号(6歳児)が、入学式のスーツを買いに行くということで、邪魔になるであろう…… 足手まといになるであろう……と予測された、孫っち2号(4歳児)と孫っち3号(2歳児)が、ばーたん宅に預けられた。


 ばーたん、折り紙を取り出し、本を見ながら『リボン作り』


 なぜ、リボンを作るのかと問われたら、めっちゃ簡単そうだったからと答える。


 大きなリボン・小さなリボンを作って、ばーたんは自分の髪の毛に当ててみた。

「ねぇ、ばーたん可愛い?」


 大きく頭を左右に振る孫っち3号。

(おい、そこまで激しく振るでない。ばーたんの乙女心が傷つくであろう)

 孫っち2号は、ニヤニヤしている。


 そこでばーたんは、リボンを孫っち2号の頭に付けて「可愛い?」と聞いてみた。

 またも、大きく頭を左右に振る孫っち3号。そこですかさず「ママには似合うかな?」と聞いてみた。


 大きく頭を縦振りする孫っち3号!!!

(なぬ? ママなら可愛いのか? ママ、LOVEなのか?)

 心の中で、ママには叶わないと改めて悟るばーたん。

 そんなやり取りを聞いていた孫っち2号は、終始ニヤニヤ。


 しばらくして、買い物から帰って来た孫っち1号(6歳児)に同じ質問をする。懲りないばーたんである。


 髪にリボンを当てて「ねぇ、ばーたん可愛い?」と問う。

 1号は答えた。

「うん。可愛い」(目は合わせない)


 そう、子どもは6歳頃になると完璧に『お世辞』をマスターしている。


 数日後、懲りないばーたんは、孫っち3号にまた同じ質問をした。

 リボンを髪に当て「ばーたん、可愛い?」と問う。


 なんと! 

 孫っち3号、大きく頭を縦に振った!

 こうして、2歳児も『お世辞』をマスターしたのであった……

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