ノースキル主人公

千歳

闇の勇者

第1話

「誰あんた?」

と謎の少女は言う。

「俺はこの世界の選ばれし勇者だ」

この少女と出会う前の話をしよう。



いつも通りの朝。平和な1日。

今日は学校がないので、いつもより遅く起きた。

顔を洗い、即部屋に戻ってゲームをする。

スマホの着信音が鳴り、確認すると女友達からラインが来た。

今日公園で遊ぼう?面倒くさいなこいつ。


約束通りの時間で、公園に着く。

「おーい!こっちだ」

俺に手を振っている女友達に手を振り返すのではなく中指を立てて、

「俺の平和な休日を邪魔すんな!」

と言い返す。

「いやごめん、暇でさ〜」

「ならしょうがない」

女なので許すが、男だったら許さない。

「バドミントン持ってきたからさ、やろう?」

「やろうか」


バドミントンをやり続けていると、暗くなっていた。

「そろそろ帰るか」

女がこんな暗い時間に一人で帰ると危ないので、家まで送ってあげた。


「ありがとう、送ってくれて。じゃ、また」

「また」

俺は家に帰ると、謎のブラックホールのようなものが帰り道にあった。

誰もいない、街灯もない暗い場所にブラックホールがあった。

まさかこれは、異世界に行けるのか?!

と興奮で震えながら、謎のブラックホールに入る。

「異世界は俺を呼んでいる!」


てな感じで、夢の異世界に行くことができたのであった。




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