新しい認識

新しい認識

　世界は物質と物質のパターンでできている。

　物質のパターンのことを広義の情報と呼ぶ。

(社会学者の吉田民人はそう定義した)

　霊魂のようなわけの分からないものは存在しない。

　エネルギーや力や波のようなものはあくまで物質だ。

　世界には物質と情報の二つがあることを認識しなければならない。

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　意味がないというのは、情報がなくなっている場合もあれば、判断力がなくなっている場合もある。

　情報はあるが情報価値がないという場合もあるだろう。

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　情報的に物質のパターン的に美しいということはあるのであって、唯の物質だと言い捨てることはできない。

　批評家の小林秀雄は「美しい花がある。花の美しさというものはない」と言ったが、これは間違っている。

　花の美しさというものはある、そのような情報がある、と言わざるを得ない。