現実にダンジョンが現れたので最強の鍛治士を目指します。

第18話 妖精の森

ここは、、、？？

転移したのはコボルト迷宮の入り口ではなかった。

周りを見渡すと一面の緑、まさに大自然。

再び転移、と唱えるも移動しない。

まさか、妖精の森なのか…！？

俺はすぐにポチを召喚し共に散策を開始した。

するとすぐにモンスター？を発見した。

あれは、、精霊…！？

鑑定！

風の下級精霊

…風の力を持った妖精、魔力量が30以上ないと存在を認識できない。風の魔法が得意。

声をかけてみるか…

「こんにちは！！」

すると妖精は驚いた後こちらに近づいてきた。

「こんにちは！おにーさんは僕のこと見えるんだね！」

「あ、ああ、見えますよ。ここは一体？」

「ここは妖精の森だよ〜あ、魔物って魔物はいないけどトレントには気をつけてねー！じゃ！」

と、いい去って行った。

何なんだ一体…。

そのまま俺はマッピングを進めつつ何かレアな素材はないかと、鑑定眼を使用しながら歩いていると不思議な木を発見した。

鑑定！

トレント

…動く木、木に擬態して敵を襲う。火が弱点。

なるほど、ならファイアボー、、、いや、ここでやるのはまずいな。

周りが木ばかりなので燃え広がると大変だ。

俺は火魔法を付与した魔法剣でトレントを切り裂いた。

するとアナウンス、、、ではなく綺麗な女性の声が聞こえてきた。

「そこのもの、いい配慮じゃのお、それにいい身体をしておる、、」

いい身体！？！？ぞっと、さらにドキッとして振り返ると綺麗な耳の長い女性が立っていた。

「あ、あなたは？」

「我はレイナ、エルフじゃ。そなたいい素質を持っておる。しかもなかなか鍛えておるのぉ、どうじゃ、報酬をくれてやるから我からのお願いを聞いてくれんか？」

特殊クエスト、エルフからの試練が発生しました。

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クエスト　エルフからの試練

4階層にいるヘルハウンドを討伐せよ。

報酬　世界樹の葉、下級精霊

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下級精霊が、もらえると言うことなのか…？

それにヘルハウンドって何だよ、めっちゃ強そうじゃん…。

こうして初のクエストが始まったのであった。