脳力の魔法陣
@Shizuku503
第1話
目が醒めた。俺は中石サガミだ。よし!自我はあるな!
何かの本を抱えて横になっている。
(それにしても、なんだか頭が痛い。取り敢えず立ち上がった。
なんだかフラフラしてしまうなぁ)
お酒を飲んだような酔っ払った気分だ。
(ちょっとマシになってきたが、さっきまで何があったかを思い出そうとしても曖昧な記憶しかない。
俺は、知らねえオッチャンに変な注射刺されたことって!その注射麻酔じゃねぇかぁぁぁ。
ていうか、この本何なんだ?。まじゅつって書いてる。開いてみるか。)
ページの音と雨粒の音が重なり合う。
開くとこんな内容が書かれていた。
「手を差し出して水を思い浮かべよ」
(それだけぇ?少ないな〜
ま、ノリでやってみるか。)
手を差し出して水を思い浮かべる。
勢いよく流れ出す水。
すると、なんと手から勢いよく水のビームのようなものが出てきたのだ。
「は?」
(笑っちゃうなこれ。じゃあ、火とかは出せるのかな?)
「ボワァ!」
「ガチじゃん!。これってアニメの世界?本当に現実なのか?。現実ならヤバすぎるってw」
まぁそんな感じであっという間に1日が過ぎた。
だが、この謎の力を持っているのは、中石だけではなかった。
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