第百五十二話 食う!食う!食う!食いまくり!!


ダンマスに呼ばれた翌日に、ローラを連れて日本に帰った。

「「ただいまー」」

「おかえりー、、あらお客さん?」母さん

「ドーラの親戚のローラ!今回二・三日だけどいい?」

「勿論よ!いらっしゃいローラ!」

「はじめまして、よろしくお願いします」

と、言語魔法は上手く働いているようだ。


ダンマスは2−3日したらその3千人を連れていけるから、と言ってたので、日本にはごく短期の滞在だ。

これはもう食べるだけの時間しか無い!!


今日は母さんが居るから土曜か日曜なのかな?

昼は外で食べると言って出てきた。


駅前に行く。

まずドーラお気に入りの定食屋。こっちの世界の味に慣れてから、いいのが判るようになったらしく、この定食屋の美味さもわかるみたいで。

なので、主にドーラが食べたかったので来た感じ?


「おっちゃん!焼肉定食大盛りでっ!!」ドーラ

「それじゃ私も同じのにしようかなー」

「いや!ローラはとんかつ定食にしろ!ここのトンカツ食ったら他じゃ食えなくなるほどだ!!」

「そりゃそーだけど、、、、その価値は十分にあるがっつ!!」ユータ

でも、「ボクは、豚汁定食大盛りでー」ユータ


「あいよ!焼肉ととんかつと豚汁ね!皆大盛りだね?」

「「「そーでーす!」」」


結局ローラはぺろっと食ってしまい、お代わりに草履ハンバーグ定食も食べた。でっかいハンバーグ。しょぼうまい!!小麦粉多めだが、なんかそこがイイッ!!みたいな感じ。


皆大満足で次に向かう。


パーラー白百合

昔からあるみたいで古い店。

でもパフェとかあんみつとかが美味しい。普通でも大盛りだし。大盛りは特大で、特大は子供用バケツみたいな入れ物に入っている。

「ああ、これアイスペールだよもともとは。冷たさが保てていいだろう?」と店の人。

皆特大を頼む。

ローラはいちご、

ドーラは抹茶

ユータはメロン


食べ終わってからおいなりさんも頼んだ。甘いのが大量だったんで口直しに。

一人10個くらい食べた。


「よっしゃ次だー!」ドーラ


カレー屋

店の主人が、若い頃海外でカレーに目覚めてそこで修行に入ってしまい、会得してきたという!

カレースキルと言って良いだろう!

皆辛いのダイジョブだし。ローラもドーラも火を吹くから!


勿論最強の辛さで注文。

ドーラは「唐辛子があまりうまくない!」と文句を言ったら

「あ、バレた?わかる者いたんだねぇ、、でもこっちじゃ美味いの売っていないんだよ、輸入していないんだねいいやつは」と、店主。

「栽培すれば?簡単に育つでしょ?」

「寒いから美味しいの実らないの。」店主

「むー、、もったいない、、」

「だよねー」店主



次は少し休憩で、外に面したお店でクレープを食べる。

ローラがバナナを向こうで植えたいって言ったので、それはいいかも?とユータもドーラも思った。

「んじゃついでにマンゴーとパパイヤも植えたいな」ドーラ


家に帰ってから調べて種か苗を買おうとなった。現地に転移して買えばいいからね!


それから洋食屋に入った。

スパゲティ各種。オムライス各種。ドリア各種を頼んだ。

つまり一人あたりパスタ、オムライス、ドリアを一皿ずつの3品。量がそうあるわけではないので、、、

食後にホットケーキをそれぞれ別のものを頼み、食べ比べ。

果物入っているモノは、果物の質でわかれてしまう。クリームとホットケーキだけでよかったかも。


夕飯までも少しあるので、道場に行ってみた。ら、練習生がいたのでドーラが稽古付けた。

ローラもやってみたいというので、練習生者危険だから、とドーラが相手した。

あれだね。パンパン音するけど、見えてないだろうね、練習生達には。皆ぼげっとしていた。


が、

その後なぜか皆気合が入っていた。


夕方になったので帰宅。

食事の用意ができるまで、ローラから先に風呂に。

ドーラとユータが風呂を出る頃に夕飯。丁度とうさんも帰ってきた。


ローラが来たのでかあさんはすき焼きにしてくれた、、やば、、

「ちょっと部屋にいってすぐ戻ってくる」と

部屋に入って玄関から靴を転送して履いてスーパー裏に転移。肉を大量に買って部屋に転移で戻る。


「さっきこれ買ってきてたの忘れてた」と、かあさんに渡す。「多分、ローラもすごくたべるから」と言って。

ドーラの大食を知っているかあさんは普通に「わかったわ」と言って受け取った。

もうなんか慣れている感じかな?


父さんも、やあよくきたね、いっぱい食べてってね!と普通に話している。

ローラも素で喜んでるし、よかった!


結局汁がなくなるほどで、3度作ってやっと皆腹一杯になった。

そう言えば、、

部屋に戻ってからドーラがネットで種などを調べる。

ユータは一度ドラゴニアに戻ってヒモノを持ってくる。帰りは朝方になるだろう、洞窟で寝ちゃうので。

ローラは速攻でぐうすかねていた。



翌朝、ユータが部屋に戻るとドーラももう起きていた。

「今日は東南アジアに行くぞ!種と苗木を買いに行く!ついでに食三昧だ!!」

「タイ食は外せないっつ!!」ユータ

「当然!!カレーもな!!向こうのカレーは全く別物っ!!」ドーラ

「いんどぢん街の甘すぎるお菓子も!!」

「中華系のお菓子も!!」

「道で売っているアイスも!!」

うーん、おかわりぃ、、と寝言を言うローラ



ヒモノをかあさんに渡して、朝ゴハンを食べ、また「今日も昼はいいからー」と家を出る。今日は父さんも休みなので日曜だなー。


「んじゃ、まず種と苗木を手に入れるためにタイに行こう!」ドーラ

「らじゃー!いきまーす!」ユータ。

ドーラとローラがユータに掴まって一緒に転移。

シュン!


ーー


まずはタイの麺類いきます。

屋台でも店でもいいけど、屋台のがスタンダードなのでそっちから。

ラーメンの麺の汁のやつ。汁なしもあるが、店によって結構味が変わるので、他の客が食べてるのを見るのがいい。皆汁なしたべてれば、そちが良い。でないばあいは汁ありを頼むが無難。

来たら、調味料を味見しながら入れていく。


日本人とかには一杯だと全然足りない。が、ほかも回るのでちょうどよいかも。


何軒か屋台を周り、様子見終わったところで本格的に攻めますか!


ブッフェのタイスキ屋。一人199Bとか299Bとかのお店。混んでりゃ問題ない。

「ここでも腹八分でいいからね!」と皆に注意するドーラ。


苗木忘れていないか?

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