使徒ヨハネに恋して
第48話 使徒ヨハネ 生い立ち&仲間たち(=´∀`)人(´∀`=)
イエスには弟子がたくさんいました。その中でイエスご自身が選んだ弟子の事を十二使徒と言います。
はい、ここで皆さまに質問です。十二使徒ご存知ですか? 知らないですよね。興味ないですよね。キリスト教系の学校出身の方ならともかく、全員の名前を覚える機会はなかったと思います。
ここからは洗礼者ヨハネ繋がりで、使徒ヨハネ(1)をご紹介します。名前は聞いた事があると思います。知らんけど。四福音書の筆者です。黙示録の筆者です。
ヨハネのお父さんの名前はゼベダイ。お母さんの名前はサロメです。あの首チョンパサロメではありません。話がややこしくなります。笑
父ゼベダイは町の名士として有名でした。漁業を始め色んな仕事をしてました。船を所有し人を雇うほどのお金持ちです。ヨハネはそこのお坊ちゃん。
金持ちの子でも仕事はします。お兄ちゃんのヤコブ(2)と一緒にガリラヤ湖で魚を獲ります。あっ、お兄ちゃんのヤコブも十二使徒の一人です。
イエスとの出会いは次回お伝えしますね。とりあえずヨハネは金持ちのお坊ちゃんだった事だけ頭の片隅に置いて下さい。
そして、イエスの弟子になる前は、洗礼者ヨハネの弟子だった事も。裕福でも貧乏人でも関係ありません。きっと信心深い親に育てられたんでしょう。
さて、この先ヨハネを語る上で、仲間たちの紹介は欠かせません。チャチャっと残り十人を教えちゃいますね。
まずは、リーダー的存在のペテロ(3)がいます。『ダビデに恋して1』を読んで下さった方はご存知かもしれません。色々やらかしたペテロ君。
イエスのように水の上を歩きたいって真似して溺れましたね。笑。イエスに意見した時は、サタン扱いされて凹みました。イエスを裏切らないと誓ったくせに、三度否認もしちゃったダメっこ、人間臭いリーダーです。
ペテロにはアンデレ(4)という弟がいます。ベツサイダ出身で、こちらの兄弟も漁師でした。ヨハネたちと違って貧乏漁師です。言い方! ごめんなさい。
またアルファイの子ヤコブ(5)、タダイ(6)、熱心党シモン(7)。この三人に関する記述は少なく、どこ出身でいつ弟子になったのか、性格も不明です。
さらに、フィリポ(8)。彼は慎重で用心深く、正直者ナタナエル(9)とお友達です。
そして絵画でも有名なトマス(10)。イエスの復活を疑って脇腹に指をツッコんでいますね。いつでも率直に発言するタイプです。
四福音書の筆者マタイ(11)。収税人という職業柄数字に強く、網にかかった魚の数とか、奇跡で増やしたパンの数とかとにかく詳細に記録した使徒です。
最後に有名すぎる男がいます。裏切り者というあだ名で分かりますね。イエスを銀貨三十枚で売ったユダ・イスカリオテ(12)です。
はい、これで十二人の紹介が終わりました。福音書筆者のマルコとルカは十二使徒ではありません。もちろんパウロも違います。キリスト死後にクリスチャンになったのですから。
12人はイエスが夜通し祈って選びました。正直者、用心深い者、慎重派、几帳面、裏切り者などなど。
小説書く時のキャラ設定に役立ちますね。「ワタルと申しやす!」のキャラ設定の時、私参考にしました。ミツルは几帳面なトマスです。もちろんワタルは面白おじさんのペテロ君。知る人ぞ知るand 宣伝。
そしてなんと、すぐにかっとなるマサルは、ヨハネなんです! 実はヨハネは感情的で瞬間湯沸かし器のような性格だったんです。竹刀持ってないけど。
イエスの弟子になってどう変化したのか、紹介しますね。乞うご期待!
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