第3話

俺が、ベッドの上で頭を抱えていると、

ピンポーンと呼び鈴が鳴った。


誰だろう?と思って大慌て服を着ていると

ミヒロがさっきより更にニヤニヤしてた。


そして言う事には。


「あのねー、多分、オネェちゃんだよ。

私、さっきシンジの携帯勝手に操作して、

こんなメールを送ったの」


「ほらこれ!!ジャーン!!

これから修羅場確定メール!!」


ミヒロは俺の枕の下からごそごそと。


俺のiPhoneを取り出し、メールのメッセージ

を俺に見せた。マヒロ宛のメールを

俺に見せつけてきたんだが。


緊急事態だった。


いつの間に、そんなメールを

打ったんだ!?


俺は恐怖に恐れ慄いた。


以下、メール文。


今から俺ん家来い。

大事な話がある。


お前とは別れようと思う。


それで、おまえの妹のミヒロと付き合おうと

思う。


思ってもない、俺、マヒロと別れようなんて

思ってもないのに。 






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