にゃご・たまぁ
にゃごのことを、もちろんたまぁは知らない。
でも、どこか前世で知り合いだったかもしれない。
以前、人間界に出ていって
魔界を追放された連中は
多くが、動物界に行っただろうから。
そのことを、
覚えていないだけの事である。
それなので、猫たちは
なんとなく共同体っぽい感覚だった。
どこかで、いつか
忘れていた記憶を思い出すかもしれないし。
にゃごが、どうしてめぐを助けようと
頑張っているのか?
一応飼い主だし(笑)。
クリスタさんの様子を気に掛けて
いたにゃご。
それで、猫のことばで
猫社会に協力を求めた。
猫は、気ままなようでも
本当に困っている仲間は助ける。
そういうものだ。
同じ猫同士、損得などないからで
そのあたりは、人間界より高級だ(笑)。
たまぁは、家にもどって
その、探していると言う絵本が
今、どうなっているのだろうと
興味を持って、行方を追った。
すると。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます