第二十話 遠童瞭太郎――アローン・イン・ザ・ワールド 1
老人は薄手のジャケットからシガーケースを取り出した。
「ああ、確かに遺体を確認した」
しわがれた声。老人は携帯電話で通話しながら、鈍色のケースから引き抜いたタバコを口に咥える。タバコの吸い口にはオリーブの葉を咥える鳩が描かれていた。同じく鳩の絵が刻まれたジッポライターで火を点けると、ゆっくりと紫煙を吐き出した後で、言った。
「自分の目で見て気も済んだ……ああ、元から長居をするつもりもない。次の便で帰る」
同じベンチに腰掛けた少年はその様子をちらちらと盗み見ていた。小学校の高学年に上がったばかりといったあどけない容姿、そこに緊張の糸を張り詰めて。
老人はシックな三つ揃えとボウタイ。そして中折れ帽。洒脱な装いに、だが不穏な空気がつきまとう。口から発せられた言葉には感情らしさもなかった。
猫背に身を丸める少年は、老人の言動に気を取られていたが、ふいに訪れた騒々しさに視線を移す。
少し離れた場所で二人の男女が言い争っていた。俳優かモデルのようにスタイルの良い二組の男女。黒のスーツとワンピースは葬儀用のものとは思えないような立派なものだった。綺麗な顔立ちに、しかし共に焦燥の色が濃い。
女の人は言った。まるで男の人を責めるように。
「どうしてあの子が、
伸ばした黒髪を後ろになでつけた男の人が宥める。それでも口から発する言葉は、自身ですら納得はしていないようだった。
「今回の件は……誰にも想像すら、できなかった。だから、私にも、君にも、他の誰にも、どうしようもできないこと、だったんだよ」
女の人はなじり続ける。
「あなたのせいよ! あなたが最初からこんな所にこようなんて言いさえしなければ!」
「私はただあの子のことを思って――」
男の人の声を遮って、女の人が言った。
「なんでなのよ! なんであの子が死ななきゃならなかったのよ! なんでよ! なんでこんなところで雪雫の葬儀をしなきゃならないのよ! せめて、せめて葬儀くらい東京に帰ってからじゃだめなの!?」
ついに男の人が声を荒げた。感情を爆発させるみたいに。
「仕方がないだろう! 遺体の損壊が激しすぎるんだ! とても東京になんて連れて帰れないことくらい君にも分かるだろう!」
わっと女の人が泣き崩れる。しばらくの間、男の人も呆然と立ち尽くしていた。やがて男の人は女の人を立ちあがらせると、つたない足取りで歩き始める。
少年はただその光景を眺めていた。二人が立ち去ると思い出したように視線を隣へと投げた。
その瞬間だった。ふたつの視線が重なる。いつの間にか、帽子から覗く老人の鋭い視線が少年へと向けられていた。猛禽のような瞳に射抜かれて少年はいすくむ。
老人は言った。
「拾った命なればこそ、よき人間、よき大人になれよ、若者よ」
鋭い目つきに暗い色を湛えて、面白くもなさそうに笑った。
「さもなくば罰が下されるかもしれんぞ。正義の名の下に、な」
それは冗談だったのかもしれない。だが少年は怖くて仕方がなかった。視線を逸らすのが精いっぱいだった。
少年は瞳を閉じ、何度も繰り返す。一生懸命に念じる。
(いなくなって。良い子になるから。いなくなって。ごめんなさい。いなくなって。良い子になるからいなくなって……)
気付いた時、少年の隣に老人はいなかった。
タバコの匂いだけが残される。
煙は細く長く昇っていた。しかし、それはもう紫煙とは別のものへと変わる。その白が空の青と混じり合って溶けていく。消えていく。少年はそれを眺める。燦々と陽光が降り注ぐ、澄み渡る秋の空。二日前までの大雨が嘘のようだった。しかし少年は曇天でも見るような顔でその光景を眺め続ける。
「大変だったね。何か私にできることがあったら……」
声を掛けられて、少年は見上げた。
そこにいたのは、たしかにどこかで会ったお姉さんだとは思うけど、思い出せない。緩いパーマのかかった髪の毛、だが少年には顔がぼやけて見えた。
お姉さんは涙声で話し続ける。少年には徐々にその声が聴きとれなくなっていく。声が小さくなった、というより右の耳から入って左の耳から抜けていくような感じ。そのうち言葉は意味をなさなくなり、耳が痛くなるくらいに静かになった。
少年は昇っていく煙をずっと眺めていた。見上げ続けて首が少し痛くなる。でも、そうすることしか出来なかった。
座ったベンチのすぐ近くを気持ちの良い風が通り過ぎて、色づき始めた紅葉の木々を揺らす。気づいた時、お姉さんの姿は見えなくなっていた。
広い駐車場。そんなに多くない車の出入り。上も下も黒づくめの人々が行き来している。行きかう人たちの中で少年に気付いた影がふたつ、近づいてくる。
「今回のことは大変だったわね……」
二人のうち、さっきのお姉さんと同じことを言ったのは、おばあさんらしき人の方だった。髪の毛は真っ白で、だけどやはり顔はぼやけて見えた。
もう一人のおじいさんは、怒ったように続けた。
「まったく、国は何をやっとるんだ。どれだけの人間が死んどると思っとるんだ。天災っちゅう言葉ひとつで片付けられるものじゃなかろうが。まったく。国は何をしとるんだ。まったく、まったく、国は……」
震えながらおじいさんはひとりごとのようにブツブツと言っていた。明らかにおじいさんは怒っていた。それでも先の老人のような恐怖を少年は感じなかった。見下ろすおじいさんの顔は、少年へと向けられている。
それでも、おじいさんの顔はぼやけて見えなかったし、おそらくおじいさんの目にぼくの顔は映っていないだろう――なんとなくだけど少年はそう思った。
おばあさんは申し訳なさそうに言った。
「ごめんなさい。おじいさんはね、今回の件で一人息子を失ったの。だから、だからね……」
話の途中でおばあさんは両手で顔を覆う。泣いているようだった。
まだ色の薄い紅葉の葉が空から降ってくる。ひらひらと。少年はそれを目で追った。薄橙の葉はコンクリートに落ちる手前で、気持ちの良い風に乗って舞い上がる。そして遠くの空目指して……
「ボウズも、誰か大切な人を亡くしたのか?」
ふいに投げかけられた質問は、今の今までブツブツと言っていたおじいさんから。
少年は何も答えない。そんな少年を見て、結局おじいさんはまた自分の話を始める。でもその声にはさっきまでの怒ったような調子はない。
「どうしようもない世の中だな。まったく。神も仏もない世の中だ」
まるで何もかも諦めたような声。そしてぜんぶ放り捨てたような言葉。その瞬間、テレビの砂嵐みたいにぼやけていたおじいさんの顔に輪郭ができて、目や鼻や口が……
だけど。
「そんなことありません!」
ぴしゃりとした言葉が告げられると、おじいさんの顔はあっという間に崩れて、砂嵐に呑みこまれて、消えた。
こんど怒った声を上げたのはおばあさんの方だった。おばあさんは、おじいさんを責めるようにまくしたてた。
「それじゃあまるであの子が無駄に死んだみたいな言い方じゃないですか!」
おばあさんの勢いに、おじいさんがたじろぐ。
「わ、私はそんなつもりじゃ……」
言いかけて、黙り込んだ。そんなおじいさんから少年へと、おばあさんは視線を移す。
「坊や、神も仏もないなんて思っちゃダメよ。神様はあなたのことも、あなたの大切だった人のこともちゃんと見て下さっているわ」
少年はおばあさんの言った言葉がなんとなく気になった。だから聞いてみた。
「神様は本当にいるの?」
おばあさんはこくりと頷いた。ひょっとしたら微笑んでさえいたのかもしれない。でもその顔はぼやけたままだった。
それでもおばあさんは言った。
「神様はちゃあんといるわ」
少年は続けて尋ねた。
「どこに?」
おばあさんはゆっくりと自分の右手を胸に置いて、
「あなたはまだ気がついていないだけなの。でも、ちゃあんと神様はいるのよ。ここに」
その手を少年の胸へと移した。
「坊やの心の中に」
おばあさんは満足したように何度も、何度も頷く。
「難しくて今はまだ分からないかもしれない。だけど必ず分かる時がくるわ」
おばあさんは最後にそう締めくくった。
おばあさんの言う通り、少年にはよく分からなかった。なによりも、少年がその話を聞いて思い出していたのはカプセルトイ、つまりはガチャガチャのことだったから。
◎
『他の子たちみたいにぼくもガチャガチャがしたい』――そう言ったら、後になっておとうさんがくれたガチャガチャ。でもそれは中身のないカプセルで、つまりはただの空のケースだった。
おとうさんは言った。
『そんなものはな、最初から中身なんて大したものは詰まっちゃいないんだよ。コインの価値程の物なんてな』
少年は黙っておとうさんの話を聞いていた。
おとうさんは少年に丸くて半透明の容器を渡しながら、
『こいつは魔法のケースだ。人間と同じだ。器の方が大事なのさ。器がちゃんとしてなきゃ、大層な中身だって入れやしない。ってことはだ。逆に言や、空のケースにゃ入れようと思えばどんなものだって入れられるのさ』
出しっぱなしになったこたつの上には三本目の缶ビール。少しお酒の入ったおとうさんはろれつの回らない口調で、でも上機嫌で話す。
少年は正座のままでおとうさんの話を真剣に聞いていた。
『いいか。こいつの中身は、お前が良い子にしてさえいりゃ、気づいた時にはきっとすごいモンが入ってるようになるぞ』
おとうさんが笑った。
魔法のケースをもらった少年は、精一杯の笑顔で「ありがとう」と言った。そして良い子になると約束した。
◎
今もお守りのようにポケットに入れてある空のカプセルを取り出す。
おじいさんとおばあさんはもういなくなっていた。
球体を空に掲げると、その半分、プラスチックの透明部分が太陽の光を受けて輝く。なんでも入る魔法のケース。少年はその中に車のおもちゃだとか組み立て式のロボットだとかが入って欲しくて、何度も祈ったけど、結局、そこに望んだものが入ることはなかった。
それはきっと自分の気持ちが足りなかったせいだろう。そして悪い子だからなのだろう――そのたびに少年は自分を責めた。
それでも惜しいときもあった。一度だけ、近所のスーパーのところにあるガチャガチャの機械の前で、メダルよ入れと念じた時に、目の前が真っ白になって光の輪っかが空に浮かんだのだ。それはきっと自分の気持ちが通じて魔法が掛かった瞬間だったに違いない。だけど、白い光と輪っかが消えても、ケースにメダルは入っていなかった。もうちょっとだったと思うと、少年は今もすごく悔しい気持ちになる。
いつか器に何か入れられるようになる。いっときだけでも。良い子になれば、きっと――ずいぶんくたびれて、すり傷だらけになったケースをみながら、少年は思った。
秋晴れの快晴に、のんびりとやってきた雲が太陽を少しだけ塞いで、プラスチックの反射光が消える。少年がケースから建物へと目を移すと、ちょうどおとうさんが建物の入り口から出てくるところだった。おとうさんは出てくるなりすぐにタバコに火をつけて、少年の方に向かって歩き始める。
建物から昇る煙とタバコの煙が重なっていくように見えた。少年はずっとそれを目で追い続ける。
空の青に混じり合う白煙に意識が向いていた少年を我に返したのは、ふいにかけられた隣からの声だった。
「坊主丸儲けっちゅうのはまぁるでろくなもんじゃあないな」
少年のかけたベンチ。隣に坊主頭の、というか紛れもない坊主姿の男が座っていた。
剃り上げた頭には、ちらちらと産毛が顔を出している。顎にも同じく無精髭が目立つ。
「葬儀屋と坊主が忙しいのは世の中が
「坊よ、お前も食うか?」
ラップフィルムを剥がしながら尋ねる男へと、少年は被りを振る。
少年の傍には今日だけで色々な人がやってきて、通り過ぎていく。ぼやけた視界に現実味のない人たちが。それが本当の人なのか、まやかしのようなものなのか、少年には区別がつかない。だけどそれは少年にとってどうでも良いことだった。
現実味はない。だからこそ少年は尋ねる。なんとなく。
「和尚さん、神様って本当にいるの?」
おにぎりを頬張る坊主姿の男が少年の顔をまじまじと見つめる。その顔は四角くて、よく見れば体全体のフォルムも角ばっていた。
力強い左手が少年の肩に置かれる。何の気もなしに尋ねた少年は一転して緊張する。しかし四角い顔の二つの瞳は柔らかく緩んでいた。
「坊はまだ子供なのに、難しいことを考えるんだなあ」
その穏やかな声に促されて、少年は続けた。
「さっき会ったおばあさんが言ってたんだ。神様は心の中にいるって。でも、でも僕は……」
話半分でしどろもどろになる少年。見つめる男の口元が緩む。
「それが本当かどうか分からないんだろう? 例えばそのカプセルにでも入っているのなら、目で見ることも出来るし。信じることも出来るのになあ」
少年はいつの間にか空のカプセルを固く握り締めていた。男に言われると、恥ずかしくなってそれを隠そうとする。
男が小さく首を振った。眼差しは優しかった。少年はなにか許された気がして、隠そうとした右手を止める――恥ずかしいことなんて何もなかった。
「坊は神様に会ったら何か願いたいことでもあるのか?」
少年は胸の内にいつもしまっていた言葉を吐きだす。恥も、恐れもなく。
「ぼくには悪いところがいっぱいあって……だからそれを神様に直してもらいたいんだ」
男はただ慈しみの眼差しで少年を見据える。
「ものの良し悪しを判ずることなぞ儂には出来ん。だがの、悪しは結局のところで良しなのだよ。儂に子はおらんがな、例えばの、もし儂に子があって、その子に悪しがあるならば、それはきっと親たる自分の悪しでもあるっちゅうわけだ。だからこそ、その悪しを良しとすること。子を許すこと、即ちそれ自分を許すこと。だからの、坊の悪いと思っている部分は例え時間が掛かろうとも、いつか誰かが許してくれるさ。良いと思える部分となろうさ」
少年は分かったような分からないような顔をする。
男はそれを見て声を上げて笑う。
「すまんすまん、坊にはまだ難しかったか」
そして大きな掌で、カプセルを握る少年の手を包んだ。そして深く頷く。
「いいか、坊。儂はな、なまぐさであっても、まあ坊主は坊主よ。で、ある以上は神様っちゅうもんを信じて当たり前なんだがな。それでも見たことはない。っちゅうことはな、時々神様を信じるのが辛くなる時もあるっちゅう話だ」
男の言葉に少年は目を見張る。
「これは寺のもんには内緒だ。坊と儂の、男と男の約束だぞ」そう言うと男は愉快そうに笑う。だが真剣な眼差しは少年を真っ直ぐに見据えていた。
「こんなひどいことがあった世の中じゃ神も仏もない、そんな風にも思えてくる。信仰が揺らぐことだってあるだろう。だがな、神様っちゅうもんは本来そういうもんじゃないのだろう。儂は仏門だがな、結局は神様を勝手に敬って、ありがたい教えを勝手に解釈しとる、ともいえる。だってな坊、神様がひとりひとりの願いに絶えず応えていたら世の中もっと滅茶苦茶になっとると思わんか?」
およそ神の信徒とも思えぬ言葉に少年は驚いていた。だけど、だからこそ、その言葉が心に響いた。気づけば頷いていた。
「神様には儂らには到底及ばぬお考えがあるのだろう。儂らにすれば、どの神様も気ままに行動されているようにしか映らぬとしたって。それでもな、神様を信じてる儂にすればな、いつか神様が気ままをおこして儂の傍へ来てくださらんかなあ、と願っとるっちゅうわけだ。カプセルに入るような目で見える形か、儂の心の中で語りかけてくれるかどうかは分からんがなあ」
少年を見つめていた男の視線は、いつの間にか遥か遠くへと向けられていた。そして続けた。
「坊よ。坊にはまだ帰る場所があるだろう?」
少年はその言葉にハッとして視線を移す。
視線の先で、おとうさんがゆっくりと近づいてくる。
「それでもな。もしこの先、帰る場所がなくなり、縋るべきものが、標が必要だったなら、その時は尋ねてくるが良いさ」
男は法衣の懐から名刺を取り出す。
受け取った少年はそれを眺める。電話の番号と名前と思わしき漢字が並んでいる。十一桁の番号は、誕生日以外で少年が初めて与えられたもの。自分の為だけの特別な数字だった。
漢字はそのほとんどが少年がまだ習っていないものばかり。少年がわずかに頭を悩ませているうちに、男は立ち上がる。
そして少年が読み方を尋ねる前に、角ばった顔に愛嬌のある笑みを浮かべて男は行ってしまった。
男が視界から消えゆくのと同時に、新たな姿が視界の端に映る。少年は急かされるように名刺をズボンのポケットに隠す。手もとには空のカプセルだけが残った。
少年を見下ろしながら、おとうさんが言った。
「そんなもの、まだ持ってたんだな」
そして力なく笑った。
少年は小さく頷く。
おとうさんはゆっくりと視線を移すと、消え入りそうな声で言った。
「二人は、まだあそこか」
火葬場――。紺碧の空。天に昇りきらず、拒むように、溶け合わずに留まる白煙。
おとうさんはぼんやりと立ちつくしたままで、力のない声で続けた。
「お母さんは、ほら、おっちょこちょいなところがあっただろ。
白煙を見つめたまま、少年は頷く。
おとうさんは言った。
「お母さんは料理をしててもいつも焦がしてばっかりだったなぁ」
少年は頷く。顔は青ざめていく。
おとうさんはしみじみと言った。
「麗華は体があんまり丈夫じゃないから、せっかくみんなで遊びに出かけても、はしゃぎすぎて必ず次の日には熱を出してたっけなぁ」
少年は頷く。指の先まで冷たくなっていく。
おとうさんは建物の方を見ていたけど、視線はずっとその先、うんと遠くの方を見つめているようだった。
おとうさんは言った。
「だからわかるだろ?」
少年は頷く。頬を冷たい汗が伝う。
おとうさんは途方に暮れるように言った。
「だからわかるだろ? どうして、どうしてなんだ?」
少年は頷く。全身が震え出すと、止める方法なんて見つけられなかった。
おとうさんも震えていた。震えながら、絞り出すように言った。
「どうしてなんだ? どうしてお前じゃなかったんだ――」
少年はもう頷くことも出来なかった。
おとうさんは言った。きっぱりと言った。
『――死ぬならお前で良かったじゃないか』
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