第2 ダレトク
某漫画、見た目は高校生のあの子。
一瞬で眠らせることのできる全身麻酔薬をどう手に入れたのか。
致死量にならないよう針に詰め込んだのは誰なのか。
刺した後の針はどう処理しているのか。
1999年初めてアルバイトをすることに
世の中何も怖いことのない最強世代
学校に行き、帰宅後遅くまでアルバイト、その後遊ぶ
寝る時間など必要なかった。
狭かったコミュニティが一気に広がる。
バイトの先輩に気に入られた。
既婚者
誰かと親密になることなどなかったため、
この人が欲しいと思うようになり、犯罪など気にもならなかった。
私がキリスト教ならば、
”売春婦は甘いことばと調子のいいお世辞が売り物です。”
と思い出せていたであろう。
法律上からして決して一緒になれるわけもなく、将来がなかったが、
沼にはまる。
ゆがんだ時間だった。
相手は私を何も知らない餓鬼として、様々なSEXを要求する。
開店前昼休み中のバックヤード、映画館、車の中。
終わった後は、伴侶が迎えに来る車で帰り、それを同僚として見送る。
友人と会う時間も制限された。
アパートを借り、逢瀬の場所となる。
今日も、バイブを入れられたまま喉の奥まで咥える。
向こうが飽きたころ、顔を持ち上げられ、相手の唾液を飲まされる。
後ろ向きになり、バイブを抜かれ、そのまま始まる。
なにも生産しないこの関係もさすがに飽きてくるが、
別れることができない。
泣かれ、脅され、典型的泥沼。
友達として、アパートに来てほしいと言われ、行ってしまう。
気持ちいいことをされると、結局そのまま流される。
引っ越しをきっかけに連絡を絶ち、別れた。
8年たち、私も伴侶を得た。
子供が生まれると、関係も変わりセックスレスとなる。
一人でするときに思い出すのは、あの異常なSEX。
とうとう、電話をしてしまった。
お酒の勢いで、ホテルに泊まり、首を絞められ、目隠しをし、手を縛られ果てる。
気持ちがいい。
あの人はわかっていたんだろう。
かならず戻ってくると。
あなたの調教方法は間違っていなかった。
間ガサシタンダヨ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます