( 'ω'o[ 第16話 ]o 琳王・国

... ん ~ ... なんか 目が覚めたな ...

今 何時 だろう ... ?


[4時2分]


4時2分 ?!

ッ てことは璃麻があと1分で起こしに来る...?!


🖤「御明答 ~ さ、朝ごはんだぞ ~ 」

ガチャリとドアが開いたと思えば...。

...我ながらに目覚めが良くなった気がする...‪w

目覚めが良いって言うか...

早朝に起きるのはおばあちゃんなんじゃ...?


あ ~ あ ...白ご飯だけじゃ飽きちゃうよ ... もう...

栄養ないし ...

あ、魔素でどうにかできたりしないかな?

う ~ ん ......あ、幻想ゆめで 白米を

めちゃくちゃ 高級料理 に 見せたり...

ま、やらない と 分かんない よね?うん。

汝ニ力ヲッ!!幻想ゆめッ!

... あれ ッ ... 自分には かかんないの ... ???

でも 普通 に 夢 は 見れてた よね ...?

...... ん?おおぉ...?

すんごく じーんわり 来る 感じ なんだね...

目が 霞む 感じ ッ ていうか ...

The 幻覚 ッ て 感じ... w

そんな こんな で 目の前 に高級 タラバガニ が ッ !

この 能力 なら

ご飯 何杯 でも 行ける 気 が する...!!

よぉし!食うぞ ッ !!!


♪。.:*・゜♪。.:*・゜


前言撤回 ... いくら見た目がタラバガニでも

味が白米だ... あぁ璃麻...

そんなあわれむ様な目で見ないで...

...そう言えば夢って感触とかないような...

脳の勘違いを使ってどうにか...うん...

これは練習するしかねぇな!うん!

白米美味しい!


♪。.:*・゜♪。.:*・゜


🖤「そんじゃ 昨日 言 ッ てた

  魔素 の 操り方 や ッ てくぞ ~ 」

毎度あざーっす…

今日も 又 璃麻が

作 ッ た魔空間まくうかんとやらの中で修行中。

‪🦜‬「 ッ てか、まず 魔力査定 に

  行かない と いけない ん じゃ ないの?」

🖤「... そう なん だ けど な ...」

☄️「 面倒 くさい し...」

えぇ ...

‪🦜‬「そういえば 璃麻 が 無限能力者チーター は 基本的に

  なんでも できる とか 言 ッ てた けど ... 」

魔力査定 できない の かな ... どうにかして。

🖤「嗚呼、それな。」

☄️「 そ ッ か ... 縷笯 は 琳王国りんおうこくの こと

  あんまり 知らない のか ... 」

まぁ ... 異世界人 ですし ... ? ‪w

🖤「修行のためもあるし…」

☄️「まずは琳王国の常識を勉強しよ ッ か。」

おぉぉ!!超大助かり!!あざー ッ す!



🖤「 まずまず ... なにから

  教えたら いい ん だ ... ?」

えぇ ... ?あ、琳王国 ッ ていう 国 の 名前 の

由来 とか が 知り たい なぁ ... とか?

☄️「あぁ , 成程 ねぇ…」

🖤「琳王国 ッ て いう の は ,

  昔 林っていう王様が , 我ら が 今

  踏み しめて いる この 浮島 を

  占領せんりょうした から だな。」

え、琳王国 ッ て 浮島 なの ?!

☄️「そう。四つ の 浮島 から 成 ッ てる よ。」

へぇ…

すると璃麻、どこから出した地図を広げ

🖤「 私達 が いる のは ここ , 一番 で ッ かい島。

  本島 だな 。琳王国 の首都の槌弧亞ついこあだ。」

ついこあ... ?? 変な名前 ... w

ッ てか ... 琳・王国じゃなくて琳王・国なんだ…

王国 ッ て わけ じゃ ない 感じ ...

🖤「そうだな。琳王 の 血 は もう

  途絶えて る はず。」

へぇぇ ...

じゃあ 民主主義?

☄️「民主主義 ッ て 訳 でも ない わね...

  そもそも 国 の 組織 的 な もの

  が 無い... かな ... 」

‪🦜‬「え、じゃぁまる役所とかって…」

🖤「あれは…ちぎり?っていうのか?」

ちぎり... ???

☄️「契 ッ ていうのは , 国の 決まり みたいな やつ」

法律 ッ て こと ? それ ッ て 国 の 組織 的 なのが

決めてる ん じゃ 無い の ?

☄️「それ を 話す と 長く なる ん だけど ...

   ... 昔、本当に昔。3億年ぐらい前かな...」

さ、3億?!...3億?




━━━━━━━━━━━━━━━

むかーしむかし、創造神のルマンミナ様が、

遊び心で魔空間の中にいくつかの浮島と星を作りました。その時に出来た4つの浮島が現在の琳王国です。創造神ルマンミナ様は、

 「せっかくだからこの世界に神様沢山作っちゃおー☆」

と言ってこの時沢山の神様が産まれました。その時に出来た神様のうち、琳王国の主神、契を作った神様、サンシリー様も産まれました。

━━━━━━━━━━━━━━━



☄️「ここで出てくるサンシリー様が

  琳王国の契を作った人。」

ほへぇー...ってかルマンミナ様 ノリ軽‪w


━━━━━━━━━━━━━━━


サンシリー様はこの琳王国に生命いのちを沢山生み出しました。人間に、魔族に、獣人族に、精霊族に...。そんな新しく産まれた生命たちは、自分の好き放題して、喧嘩をし始めたのです。サンシリー様はとても悲しみました。そこで、“ ちぎり”を作る事にしたのです...


━━━━━━━━━━━━━━━


‪🦜‬「...なにこれ聖書?」

🖤「いや、聖書じゃない。」

‪🦜‬「え、じゃあこれ...」

☄️「聖書って.... 縷韜 の 世界 では 何だったの?」

‪🦜‬「え?なんかこう ...」

キリスト教とか信仰してる人が

神様の話をまとめた...みたいな。神聖な話。

あ、私は無宗教だよ?

🖤「おう‪wまじか...‪w」

☄️「聖書は琳王国では...

 小説みたいな感じだよね。フィクションを

 交えたノンフィクション的な。」

🖤「あぁそれ、的確‪w」

‪🦜‬「えぇ...まじか...」

☄️「まぁそれに...神様って実在するし。」

‪...宗教勧誘ですか?

🖤「いや , まじだよ?神様とすれ違う事あるし。」

‪🦜‬「えぇ?!」

...まぁ確かに...梨衣菜のご先祖さまは

大天使だし...神様も居るのか。

‪🦜‬「...じゃあこれは...?」

☄️「...論文?ッ ていうの ? 」

🖤「...エッセイ...??」

まぁ , 分か ッ た ッ ちゃあ 分か ッ た ... 。


━━━━━━━━━━━━━━━


 契とは , 琳王国 に 存在 する 全ての 生命いのちが守らないと いけない もの 。たとえ 生きた屍ゾンビでも , 死霊アンデットでも。契を破った者は魂が奪われ , 転生することは出来ない。契の内容は以下である。


一 , 戦争をしてはいけない。

二 , 妖精フェアリーを殺してはいけない。

三 , 人の能力スキルを , 責任者リーダー以外

  の人 が 見てはいけない 。

四 , 故意 に 魔獣モンスター

  作り 出して は いけない 。

五 , 奴隷 を 作 ッ ては いけない 。

六 , 生命 を 金 で 買 ッ ては いけない 。

七 , 魔空間を壊してはいけない。


以下省略

━━━━━━━━━━━━━━━


...この“ ちぎり ” ッ てさ ...

破ったら魂 奪われんの ?! 怖くね ?!


🖤「...ほら ここ に あんだろ ? 」

...どれどれ?第三条...

あ、ほんとだ......だから無限能力者チーターでも...

ということは契の...

魔法かなんかで運営してんのかな?

... ッて , 責任者リーダー ... ?

☄️「責任者リーダーッ て いうのは ...

  ほら , 圓役所 で 検査 受けた でしょ ? 」

あぁ , うん ... 。

🖤「あの時 に 受付 とか してた 人 ,

  あれ が 責任者リーダー だ 。 」

ほへぇ ... それ ッ て 公務員 的な ...

‪🦜‬「あれ , 試験 とか 受けて 責任者リーダー

  な ッ たり する の ? 」

☄️「あれ は 確か... 産まれ 持った 才能サブスキル

  だ ッ た はず ... 」

え ? 才能サブスキル ?

🖤「才能サブスキルッ て の は 文字通り 才能 。

  能力 の 次 に 優れた 特性 だな 。 」

‪🦜‬「ほへぇ ... 」

☄️「まぁ , 『得意なもの』的な感じ かな ... 」

🖤「んで , 才能サブスキルは 練習 では

  手に入れられないんだよな ... 。

  産まれ持つしかない。」

‪🦜‬「え、練習で

  手に入れられる『得意なもの』は...?」

☄️「それは ... 普通に 得意なもの...?」

‪🦜‬「 ... へぇ ... 」

あ、他に特殊な才能サブスキルってないの?

🖤「う ~ ん ... 何があるか?」

☄️「色々 あるのよね ぇ ... 。 」


━━━━━━━━━━━━━━━

才能サブスキル


責任者リーダー

圓役所まるやくしょ萼役所がくやくしょ

試験なく就職することが出来る。


悪魔デーモン

地獄に就職することができる。


天使エンジェル

天国に就職することが出来る。


魔獣遣デーモンビーストマスター

種族関係なく魔獣を操ることが出来る。


聖獣遣ホーリービーストマスター

種族関係なく聖獣を操ることが出来る。


魔女ウィッチ

属性の魔法の名を知れば練習せずとも

操れるようになる。


弓遣アーチャー

弓を自由自在に操ることが出来る。


剣士ソードファイター

つるぎを自由自在に操ることが出来る。


道化師クラウン

誤魔化すことが出来る。

人を楽しませることが出来る。


勇者ヒーロー

魔王デビルキングを倒すことが出来る唯一の人物。

世界で1人だけしかこの才能サブスキル

取得することが出来ない。


魔王デーモンキング

全ての魔族を司ることが出来る。

世界で1人だけしかこの才能サブスキル

取得することか出来ない。


ゴッド

天界と現世を自由に行き来できる。

人々から崇められる存在となる。

ゴッドになると共に無限能力者チーターにもなれる。


    

   etc……など...

━━━━━━━━━━━━━━━

...あれ?まだ魔獣遣デーモンビーストマスターは分かるけど

天使エンジェルとか悪魔デーモンとかって

種族じゃないの...?

🖤「あぁ、それ。

 種族が天使とか悪魔じゃなくても

 天国や地獄に就職できるんだ。

 天使や悪魔が持 ッ てる能力は無いけど。」

へぇ ~ ...

...え、そういえば梨衣菜 ッ て天使の子孫なのに

種族 人間じゃなかった...?

☄️「う ~ ん ... なんというか ... 突然変異?

  一応 天使エンジェル才能サブスキルは持 ッ てるけど ね 。」

🦜‬「え、じゃあ琉貴くんは?」

🖤「あいつは堕天使だてんしだよ。」

‪堕天使ぃ?!

☄️「反抗期の度が過ぎて堕天した天使。

 堕天使は天使に見下されちゃうんだけど...。」

‪🦜‬「えぇ...」

...ん?でもルシファーって堕天してサタンに

な ッ たんじゃなかった ッ け...?

☄️「そうね。」

堕天したら名前 ッ て変わるの...?

🖤「特殊なケースじゃなかったか...?

  堕天使から悪魔の王になれるのって

  無限能力者チーターぐらいだぞ?」

まぁよく分からんけど琉貴くんは違うのね...。


...お、勇者ヒーロー魔王デーモンキングがいる!め ッちゃ異世界!

☄️「まぁ...それが琳王国ここ醍醐味だいごみね...」

へぇ...会 ッ てみたいなぁ...!

🖤「会 ッ てみたい?...多分無理だな。」

えぇ...なんでぇ...め ッ ちゃ夢潰すじゃん...

🖤「有名人みたいなもんだぞ...?

  縷韜の世界で言う...明○家さんまさん的な」

なんで君は琳王国出身なのに知 ッ てんの...?

で、でもでも...すれ違うとかあるじゃん!

☄️「それも難しいね...」

えぇ...まぁそうかもだけどさぁ...

🖤「だ ッ て、琳王国の人口って200億人いるしな」

そ ッ かぁ...それだけいれば... ッ て、多くね?!

地球の人口が...70億ぐらいじゃなか ッ た...?

☄️「その中で無限能力者チーターが2000人」

うわぁ...数字だけだと多く見えるけど

200億人中の2000人か...それだと...え ッ と...

🖤「1000万人に1人、だな。」

う ッ わ...それだと勇者ヒーローも ッ とやばいじゃん...

夢潰すとかの問題じゃないわ...それ...。

🖤「だから無理だ ッ て言 ッ たんだよ。‪w」

‪🦜‬「先に教えてよそれ...」

ひ ~ ん ... 悲しいわ ...

...え、ってことは琳王国の総面積 ッ て

想像以上に広い感じ...?

☄️「う ~ ん と 5億7006万5032km²...かな 」

う ッ わ...地球の陸地面積が...なんだっけ...?

約1億4000万4000km²...だったはず...

あ、ちなみに社会のテストは全部満点でした☆

規模が...地球とは大分違うんだね...


♪。.:*・゜♪。.:*・゜


🖤「他になんか質問あるか?」

‪🦜‬「う ~ ん ... 質問 ? 」

なんだろうな ~ ... 今学んだのは


・琳王国の国名の由来

・琳王国の成り立ち

才能サブスキルについて

・琳王国の人口と面積


これぐらいかな...

‪🦜‬「...あ、種族!さっきエッセイ...?に

  妖精フェアリーとか獣人族とか

  なんかこう...色々出てきたじゃん?」

それすんごく気になる!

☄️「あぁ、成程 ... じゃ、説明して行きますか...」

よろしくお願いします、先生!


         ----end-----


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る