第26話 堂々完結!涙の最終回!

 第二十七話(最終話) これにて終幕 lagerさん

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219221781018


 いやあ、さすがlagerさん、登場人物全員を丁寧に再描写しつつワセリン歯ブラシを消化して、最後にあのキメ台詞で終わる。お見事です。お見事すぎます。これぞリレー小説家のかがみ!


 個人的に感動しました。


 広がりまくったリレー小説の世界も一気に華麗な収束を見せて、きちんと物語として完結しました。細かいところはおいといて。これ、重要ですよね。小説は完結させてなんぼですもんね。


 ◇


 ご参加くださいました十二人の書き手のみなさまには改めてお礼申し上げます。途中終われないんじゃないかと本格的に危惧したりもしましたが、なんとかエンドマークを付けることができました。


 今回、ノリで適当に始めたので、一巡目は執筆する人間を集めることにエネルギーを取られてしまって、ストーリー展開なんてまったく考慮外だったんですよね。本来ならリレー小説するなら、最初にある程度ジャンルとストーリーのニュアンスと登場人物と執筆順ぐらいは事前に決めて書き始めるもんなんですが、今回はそれ全部まったくゼロからスタートするという無謀の極み。よくぞ皆様ついてきてくださいました。


 おかげでストーリーが二転三転するというハプニングを楽しめましたけどね。特に二巡目の薮坂さんと竹神さんのストーリー破壊は後世に残ります。もはや伝説ですよね。しかしそれぞれ後続の人がリカバリーして、どんどん厚みのある不思議な物語世界に陥って行きました(泥沼ともいう)。いやあ貴重な体験でした。


 そして三巡目の暗黒星雲さん。まったくつぶしの効かないバイクトランスフォームには正直まいりましたよ。水ぎわワンころといっぺんに二つも難題出すのもムリです。ムリ。せめてどっちかにしてくれー! こんなの続けられる人いませんて。

 それでもlagerさんが最終回で見事に拾っておられてびびりました。


 ◇


 あと、今回登場人物はすべてメタに書き手さんを模した名前になっているんですが、誰だよ、そんなこと始めたのは、とよく考えてみたら「ヤーブス・アーカ」を出した俺でした。すみませんでした。特に書いてもいないのにさんざんネタにされてケツの穴突かれまくった矢場杉栄吉ことえーきちさん、ご迷惑をおかけしました。


 しかし全体的にメタなノリがまん延してしまったので、自作からカメオ出演した登場人物が浮いてしまいましたよね。ハルカ・アナトリアとか。カメオ出演はなしにしておいた方がよかったかもしれません。結果論ですけど。


 そして「アンコック・ヘミュオン効果」は便利な言葉でした。どんな超常現象もすべてこの一言で説明がついてしまうという。このキラーワード、暗黒星雲さんの造語ですね。素晴らしい。


 ◇


 ちなみに暗黒星雲さん、ひそかに番外編を書いてくださっています。


 https://kakuyomu.jp/works/16816452219240115727


 ……いや、こんなのラス前に投げられたら終われませんよ。三巡目は完結させるのが最大の目標なのに。さらに広げていってどうすんですか。

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