第2話 放課後の屋上
とりあえず屋上に行ってみよう
階段を駆け上がり屋上へ通じる扉を開くとそこにはあの王子様が居た
「あっ、あの何か用ですか? 用があるなら普通に呼んでくれればよかったのに…」
そしたらなぜか王子様はこっちに向かって歩きだした
そして私はおされるかのように壁際に追い詰められていく
あぁ、カッコいい王子様の顔が私の目の前に…
「ねぇ、朝電車の中で僕と付き合いたいみたいなこと言ってたでしょ」
えっ、あれ聞かれてたの…恥ずかしい//
「じゃあ、僕と付き合ってよ」
えっ、いま付き合ってっていった?
「うん、いったよ!」
「いま私、声に出てました?」
「うん、完全に出てたね」
は、恥ずかしい…
「で、返事はもらえる?」
「え、えっとね、私の方こそお願いします」
こ、これで王子様とカップルってことだよね
私、幸せすぎて死ねる
「これから、甘やかしてあげる でも、浮気は絶対に有さないから覚悟してね」
最後に王子様が小声でなにか言ってたけど全く聞き取れなかった
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