初心者の即興小説アラカルト ~初心者が即興で小説書くとこんなことになる一つの例~
蛍氷 真響
大きな友を想う小さな友 お題:真紅の怒りをまといしカラス 制限時間:15分
倒れて今にも死に絶えそうになっている老人がいる。
老人は大きな傷がつけられて辺りを紅く染めていた。
原因は怨恨か、もの取りか。
老人は善人か、悪人か。
それはわからない。
わかることは老人の命があと僅かであること。
今際の際に老人が共に暮らしていた小さなカラスの雛を襲撃者から守ろうとして抱いていたことだけ。
そして小さな友の命の灯火が消えなかったことに満足した老人は満足して眠りについた。
だか老人の血を浴びて真紅に染まった小さなカラスは違う。
大きな友の命を奪った襲撃者に対して激しい怒りをまとっていた。
これは小さなカラスの復讐の始まり。
真紅のカラスの物語。
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