第5話

箱を磨くのでは無く本質を捉えて, 見つめて, 遠くの川まで, 雪虫は箱を崩す事で雪だるまとしての明晰夢から 改編先へとフィールド変換が可能よ, evianを反転させてご覧なさい, 箱の魔術師が 貴方の大切なschémaの湖畔を大草原へとフィールド属性を編成しようと企んでいるわ, その三揃いの高山には こう刻まれているの, "あ, そうですね, 迷言と妄言大会ヴィンターブロック優勝候補の寝床は 古代のストーンテント改メ* の頂点を飾った 2匹の磔ヨルムンガンドの不在する お稲荷としての我々にはcampagneさえをも与え無い ノルウェーサーモンの3巻盛り, お皿もテーブルもお行儀よく拭かなくていい, 何故ならカウンターに向かう必要も無いのだから, アヌビスは割と大型犬, 彼らは藁人形と雪合戦を存続させる為には 雪だるまを崩す, 人は海を見つめる事で 遠くに沈黙の神をアルコール夢遊させ, 砂の廃城から臨んだ先の沖合に 水から"不在"の原型を錬成する, 彼女の囁きに彼らの展開した夢での台詞は飾られ無い, それは街に彷徨う 捨て子や迷子としての 我々ホムンクルスの事では無い, 母だ, 疎外された彼女の現実, 消された我々の安穏と 甘美な透過芸術としてのmaniérismeのその向こう, 城の建築を命じたのはアヌビス, 調理と分類, 及び解体, 解剖, 出産, 繁栄をさせられたのは 奴隷としての私たち, そのガラスケースには 水滴一つも染み込ま無い, 何故なら雪山の向こうには 彼女の本質を遠く見つめる事が出来たのだから, その廃城に夢遊したままでいなくていい, 脱出コードとしてのヨーロッパ言語を 夢の改編材料として 方程式の中へと染み込ます, signfiéからschémaを投影, 箱の中の猫が不在, 全ての道は捨て子へと, 我々は項垂れて生きる, 薬も不要, 決勝戦では ナムナム海鼠による詠唱覇気から 猫の尻尾を守らなければならない, その茶碗を鳴らすには operaでは無くprahが最適ね, prag だったかしら, Lotusを落としても?, 空港の売店には 幾らでも配置済み, 決勝戦を始める必要なんて無い, 大会は終わり, 初めからね, アヌビスは土に埋まる, 焼き払うのは先祖の遊戯, あなたが参加する事なんて無い, "NO_03", 教授との懇親会の際に呈示する笑顔は 拒絶の三者面談にでも改変すると良さそうね, 命乞いは不要, 彼らは夢遊したままに我々を, 猫の本質から聞こえた囁き声に耳を澄ませてみて, 不在の断片を箱庭に配置する事で 現実は投影される, 見たいものを, cv: 巴マミネッティ未来派改メ

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