探検隊日常記録

漆塗り

プロローグ

「それでは説明は以上となります、何か質問はありますか?」


何かの資料を持った緑色の髪をした女性、ミライがもう1人の女性に尋ねる


「いいえ、とても丁寧でわかりやすく説明してくれたので何も問題ありません」



「そうですか、じゃあ早速彼女達に会いにいきましょう!」





私がジャパリパークここに来たのは彼女達に会いたかった、でもなく何もやることがなかったからだ…だけど何かをやっていないと落ち着かない、だからたまたま目にした募集の記事を見て来ただけ




2人は茂みや林といった自然に囲まれた道を歩く

「さあ、もうすぐ着きますよ楽しみですねぇー」

そう言いながらミライは口元を緩ませ涎を垂らす


ガサッ


突然近くの茂みが揺れ何かが飛び出した


ドンッ

茂みから飛び出した何かはミライの隣にいた女性にぶつかった



「わっ!ごめんなさい前をよく見てなかったので!大丈夫…で……えっと、あなたは誰ですか?」

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