第140話白雪初音は変態?
「なあ、初音、そろそろリビングの家具を買わないか?」
「えー、なんで?」
「なんでって・・・」
毎日毎日俺の部屋でご飯を食べてるんだ・・・さすがに俺のプライベートルーム感がなくなってきたからそろそろリビングでご飯を食べたい時期だ。
「俺の部屋で甥日毎日ご飯を食べるなんてなんか俺の部屋っていう感じがしないだろ?」
「私はそーくんとずっと一緒にいられるなら別にいいんだけど?」
「いや、俺が嫌なんだって」
「何?私と一緒にいるのが嫌なの?」
「そういうわけじゃなくて、普通にリビングは必要だろ?」
「うーん、そうかなー?」
「そ、そうだ、リビングにはベランダとかもあるんだし夜にご飯とか食べたら景色とかも綺麗かもだろ?ここかなり高いし」
「・・・夜にご飯、夜景が綺麗・・・」
ー初音の妄想Partー
「わあ!夜景が綺麗だねー!」
「初音の方が綺麗だと思う」
「そ、そうかな、えへへ・・・///」
ー初音の妄想終了ー
「うんっ!そうだね!やっぱりリビングは必要だよね!」
「い、いきなり元気になったな・・・」
と、なぜか驚いているそーくんのことを一旦放っておいて私はすぐに自分の部屋に戻りリビング用の家具を調べた。
「うーん・・・」
どんな家具にしようかなあ・・・普通に白い斧テーブル、いや、やっぱり黒色のテーブルかな。えっと、あとは──私は家具を見積もってゴールデンウィーク後には届くように注文した。本当はゴールデンウィーク前にしたかったけどゴールデンウィーク後にもお楽しみは残しておきたいからね。
「あっ!」
あなたへのオススメに両手足を拘束できる拷問器具が出てきた。でも、拷問器具なんてリビングには似合わないよね。それに、夜景に拷問器具なんてあったら──それはそれでありかも?
「んんん・・・」
私は少し考えた結果、とりあえず最初は拷問器具を購入するのをやめておいてもし何か物足りなかったら拷問器具を購入知るという形に落ち着いた。
「んー!」
私はパソコンと向き合っていて少し疲れたので腕を上に伸ばした。
「・・・・・・」
うーん、腕を上に伸ばすとやっぱり胸が誇張されちゃうなあ。私はバストアップのために────
「はあ・・・」
私はやることを終えたのでお風呂に入ることにした。が、そーくんが先にお風呂に入っていた。本当ならお風呂にも隠しカメラをつけたいけどそれはさすがに私の心が傷むのでしていない。でもやっぱり・・・
「見たいなあ・・・」
っていうかそーくんはずるいなあ。そーくんを支配できるなんて・・・ん?
「そーくんはそーくんを支配してる癖に私には私がそーくんを支配しようとしたらそーくんは怒る・・・」
これはあまりにも不平等、あとでそーくんを問い正そう。
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