28冊目 『月華国奇医伝』

 皆さま、こんにちは。

 あさぎ図書館 館長の、浅葱あさぎ ひな です。


 この、あさぎ図書館 ☆異世界分館☆ では、館長であるわたしが、読み終えておもしろかった『本』を、皆さまにご紹介させていただこうかと思っております。

 ここ『カクヨム』ではない世界の物語たちを集めた……なので、異世界分館です。よろしければおつきあいください。


 午後のひと時に、素敵な1冊を……。




    『月華国奇医伝』

       作者名 ひむか透留

           KADOKAWA


 この漫画は……、

    文芸寄 ・・・★★♢★★★・・ ラノベ寄

 ジャンルは……、『異世界ファンタジー』です。




★★あらすじ、感想などなど★★


 あらすじ……

 まだ病や怪我に対する治療法が、薬師の薬湯や祈祷・喜捨だった月華国。

″病をたちまちに治す″という、医術師なる者を探していた皇太子・はく景雲けいうんは、蘭州で医術師を名乗る年若い少女、かく胡葉こようと出会う。

 凶手に襲われた景雲の近侍の刀傷を、胡葉は「針と糸で縫う」とシレっと言い放つ。

 外科手術など概念すらない時代、驚愕する景雲だったが……⁉︎



 感想などなど……

 この物語の主人公・胡葉こようは、銀の髪に青い瞳、卓越した記憶力と凄腕の外科医術を持った、かわいい女の子なのです。ヒロイン的には申し分ないのです。

 ないのですが……、やはり、一癖二癖あるわけで……。


 最初の出逢いは、刀傷を負った近侍を担ぎ込んだところから始まります。

 その怪我人の筋肉に興奮するヒロイン。そこには残念さが漂います。

 この残念さ……、ことある事に利用されるのですが。なかなかおもしろい誘い文句でもあります。

 施術料は帰国してから払う、信用できなければついてこい……との景雲けいうんと共に都に向かいます。

 都での滞在中、様々な症例に遭遇する胡葉たち……。

 ヒロインは、医術を巧みに操るのですが……?

 あ、未読の方の楽しみを奪ってはいけませんので、これくらいで……。


 さて、28冊目は、久しぶりに漫画です。投稿日きょう現在、8巻まででてます。『あすかコミックスDX』というレーベルです。次巻は8月の予定とか書かれてました。

 中華風ファンタジーの世界に、医療技術が持ち込まれました。こういう中華風ファンタジーの世界観だと、後宮モノが多いですけど、この物語はどのように続くのか……。

 とにかく、おもしろい! 続刊が待たれる一作です。


 今回も、これ、読んだよ〜 とか、これ、おもしろいよね〜 とか、皆さまとお話できると楽しいかな? なんて思ってたりします。

 なので、コメントなど残していただけると嬉しいです。

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