指摘コメントが多かった話 作中の解説(一部)(2022.02.09)

 

 ここは話の流れ上、プレイヤーたちに語らせない。あるいは省いた部分をネタバレ含めてざっくり解説する場所です。

 何か疑問点などがあればこちらのページにコメントしてください。気が向いた時に返答可能なものへこのページ内で返答します。※今後作中で記載する内容や書いた場合に全体的なネタバレになりかねないものは、不回答もしくは今後記載予定となります。

 明らかな煽りやこちらが不快になるようなコメントがあった場合は、コメント内に質問があった場合でも、そのコメントは削除させていただきます。回答もしません。


 このページを公開するにあたり、一部近況ノートの内容の変更、また削除しました。

 _____



※先に

 作中内でのキャラクターたちの発言は必ずしも正解とは限りません。

 多くの場合は間違ってはいませんが、中には不足のある解釈や完全な間違いの解釈もあります。

 プレイヤーはあくまでもプレイヤーでしかないのです。運営の者ではない以上、全ての答えを知っている訳ではないのです。

 それに今までの話に出て来たことが全てではありません。まだ完結している訳でもありませんし、ネタバレを含む部分もあるため、意図的に伏せている情報も多くあります。称号関係もそれです。


 また、主人公の思考内にある考えや印象は必ずしも他のプレイヤーと同じとは限りません。あくまでも主人公視点での考えです。あれをスタンダードとは考えないでください。

 それを先に知っておいていただきたいです。


※※何故か勝手に設定を作り出していた読者の方が居たのでここで言いますが、作中で説明している設定は全てではありません。一々説明していたら作品のテンポが今以上に悪くなりますし、説明する理由もありません。

 他の作品でも注意書きとして書き出していますが、批判コメントをする場合はしっかり読み込んでからにしてください。毎度説明するのはこちらの時間の無駄になります。






 ○第2章51話のRACE特性について


 主人公アユのRACEヴァンパイア(純血)について


 デメリット特性、日光下でステータス30%減少について計算してみたので近況ノートの方へ表を載せておきます。(UWWO第2章51話時点でのステータス) (近況ノートリンク=https://kakuyomu.jp/users/Tofu-with-little-bittern/news/16816700429345668770

 表がわかり辛いかもしれませんが、現ステとオレンジ色の部分を比べて頂ければどれだけ下がったか理解できると思います。他の部分は無視して大丈夫です。


 比較用に

 RACE:ヒューマン

 JOB:錬金師(熟練度はアユと同じ)

 装備:アユと同じ

 スキル構成:アユと同じ

 STPの振り分け:アユと同じ


 を載せています。

 要するにRACEで得られるステータス以外はすべて同じようにステータスが増加したと仮定したものです。


 30%減の結果

 アユの場合、日光下ではHP・MP・LUK以外のステの合計が約380下がる感じです。

 同じ構成のヒューマンと比べても、ステの合計は約270下になります。

 ※アユ側のオレンジの部分、ステの合計が合わないのは小数点以下が表示されていないからです。


 DEXの下がり方がエグイ。111も下がってる。

 アユは地味に素のVITが低いのでそこまで影響が大きくはないです。まあ、それでも36下がっているけど。


 ついでに、フードを被った場合はステの減少量が10%になるため、その場合下がるステの合計は約130程度になり、ヒューマンと比べたら少し少ないくらいにはなります。


 ※比較のためにヒューマンのスキル構成がアユと同じになっていますが、実際に同じスキル構成にすることは不可能なのであしからず。


 ・なぜこのデメリットを付けたのかについて

 UWWOのRACEについては通常のRACEとレアRACEは出来るだけ釣り合うように設定しています。

 レアRACEの場合、ステータスを高く特殊なスキルを獲得できるなどのメリットがありますが、それ相応のデメリットもつけています。(今回のヴァンパイア(純血)の日光下でのステダウンや【日光脆弱】スキルがこれに該当します)

 もし、【日光脆弱】のスキルが無くなった後、何のデメリットもなかった場合、他のRACEと比べて強くなりすぎです。

 どう考えても他のプレイヤーから批判なり苦情が出るでしょう。それを避けるための物です。(まあ、アユの場合殆ど他のプレイヤーに接触しないから、他のRACEと比べられないので、そういった苦情は出てこないかもしれませんが)


 UWWOでは『レアRACE=強い』ではないです。UWWOでのレアRACEという存在はピーキーなステータスや特性を持っている存在になります。ステータスが強い代わりに特定条件下ではステが半減するとか、特定の場所に入れないとか、ステータスが貧弱な分、強い特性を持っているとか、そんな扱い難いRACEの集まりです。

 そもそもレアと言う以上、数が少ないという意味です。必ずしも強RACEとは限りません。それに種の数が少ないということは場合によってその種族が弱いということでもあるのです。例えるなら絶滅危惧種とかですね。


 まあ、この作品が主人公が無双するだけの話だったのならデメリットなしにしても良かったのですが、そういった話ではないので。


 称号(タイトル):日光を克服せし夜の者、に関しては、ただのフレイバー称号というか記念称号であって、特別な効果を持っている称号ではありません。

 この称号はあくまでも【日光脆弱】のスキルを消滅させたプレイヤーに与えられる称号であって、主人公が新たに受けたデメリットとは何の関係もありません。


 そもそも【日光脆弱】自体ヴァンパイア系のRACEしか取得できないものではなく、他にも強制的に取得させられるRACEが存在します。

【日光脆弱】のスキルが消滅した瞬間、またデメリットが現れるヴァンパイア系RACEが特殊なだけです。

 称号(タイトル):日光を克服せし夜の者、はあくまでも【日光脆弱】に付随する称号でしかありません。

 この所為で克服しているのに克服していない、という意味不明な状態になっているのです。


 もう一度言います。称号と新しく受けたデメリットはまったく関係ないです。


 ・デメリットの次にまたデメリットって酷くない? について


 私の中では【日光脆弱】= RACE特性:日光下でステ30%減、くらいの感覚です。

 同時に月光下で回復量増加の特性も増えたので、元よりは+だよね? くらいに考えていたのですがどうなのでしょうか。

 まあ、最初からこの特性を出しておけばデメリットの次にデメリット、という状況を産まなかったのですが、流石にこれらが同時に存在していれば第3エリアからの脱出は不可能に近づきます。

 まあ、両方あったとしてもアユのプレイ方法であればどうにかできたかもしれませんが、そもそもアユがログインし続けているからあのようにクリアできたのであって、普通の時間に制限のあるプレイヤーがこの二つを受けた場合、ほぼ確実にクリアできません。


 ただ、やはりゲームの公平性を考えるとデメリットを無くすわけにはいかないと考えています。さすがにデメリットが大きすぎるとかであれば修正しますが、現状メリットの方が上ですよ。

 通常RACEに比べてステータスは上だし、特殊なスキルも獲得できる。月光下では行動に補整が掛かるし回復量も増えるので、通常RACEどころか他のレアRACE以上に活躍できる状況です。

 はっきり言って日光下でのステ30%くらいじゃあ釣り合わないと思います。(と言いますか、当初の予定ではステ半減の予定でした。計算したら流石に下がりすぎだったので変更しましたけれど)


 初期地点に関しては最初は確かにデメリットですが、チュートリアルを受けるところまで行けばぶっちゃけプラスですよね? ブートキャンプ的なアレでLVは上がりやすいですし、素材も最初から良いやつが手に入る訳です。そこまでが大変なのだけど……

 初期地点が第1エリア外のプレイヤーは総じて強いというのは、RACEが強いからもありますが、彼らのプレイヤースキルや精神力が強いからです。その辺りが足りないプレイヤーは他エリアへ到達する前に諦めますので、結果的に強いプレイヤーしか残っていない、という感じですね。


 私は主人公を千尋の谷に突き落としたい……というわけではありませんが、少なくとも楽はして欲しくない。色々工夫しながらゲームをして欲しいのです。


 話しの構成上、マイナスの部分ばかりに目がいってしまうのはわかりますが、プラス部分も気にしてあげてください。(まあ、これは私の所為か)


※書いていないから設定が無いと思われる方がいるとは思っていませんでしたので説明しますが、一々説明する理由が無いだけで他のレアRACEにもデメリットはあります。

 これ、最初のアバターメイクのエピソードにチラッと書いているのですが……(前のエピソード過ぎて忘れるのでしょうか?)



○第3章 2話

・血魔術の修正


 これについては純粋に強すぎるからです。

 射程無限の手動とはいえ誘導のきく矢(剣)を、威力の減衰なく飛ばせるというのは流石に他のスキルの能力を凌駕しすぎです。主に弓術系。

 単発でしか運用できないとはいえ、破損さえしなければ何度も使用できるという点も弓と比べれば修正案件でしょう。まあ、これについては普通に壊れたら弓矢と違って補充が効きにくいという点から、修正の範囲に入れませんでしたけど。

 【血魔術】のブラッドウェポンは【弓術】の領域を侵しすぎだったのです。弓矢のように遠くへ飛ばすことができて尚且つ他スキルが使用できるというのも強い。


 また、この段階で確かに修正の影響を受けているプレイヤーはアユくらいです。しかし、今後のことを考慮すれば早いうちに修正すべき内容であります。このまま放置すれば、そのうちアユと同じような戦い方をするようなプレイヤーも出てくるでしょう。

 このようなプレイヤーがアユのようにあまり目立たないプレイをすれば問題はないでしょうけれど、これで目立った行動をし、ブラッドウェポンのぶっ壊れ具合を見れば批判が出る事が想定できます。それを事前に防いだ形です。


 あと、修正されたスキルは【血魔術】だけではなく他のスキルも存在します。【土魔術】のアースランスとかは攻防で強いスキルであるため、修正されています。


 昨今のVRMMO物のラノベの所為で麻痺している部分もあるかと思いますが、そもそもゲームバランスが壊れかねない強スキルが修正されない方がおかしいです。

 

・詫びの品はないの?

 ストーリー上すぐには配布されません。完全に無いわけではありませんが、個別でのお詫びの品はありません。




〇第3章 5話

 作者が冷や汗を流した誤字『精神の注意を払った上で』

 正確には『細心の注意を払った上で』だが、あながち間違いではないという。

 ただ、言えることはフラグ系の施設であるギルド書庫とはいえ、比較的誰でも来れる場所に危険な書物はないです。さすがにそれはね。

 コメント返しでも言いましたが、魔法書などは存在します。主人公がそれに関わるかどうかは別として、ですが。

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