40作品目

Rinora

01話.[どうしたんだ?]

こう、起きてー」


 静かに体を起こすと部屋内はまだ真っ暗だった。

 何時だーとスマホを探して見てみると、まだ5時半でなんでこんな時間に? と疑問ばかりが湧いてくる。

 そんな時間に起こしてくれた人間の方を見ると、腰に手を当てて「早く起きなさいっ」と朝からハイテンションな様子だった。


「ほら着替えてっ、一緒に走る約束でしょっ」


 あー、そういえば太ったとかでランニングに付き合ってくれとか言ってきていたんだっけかと思い出す。


りんが出たら着替えるよ」

「早くっ」


 小枝凛、こんな名前だが女子ではない。

 でも、名前負けしていないというか、女子っぽいというか。


「ああもう6時じゃん……」

「いいから行こうぜ」


 走り始めたら段々と眠気が覚めてきた。

 ただ、ついでに体も冷めてくるのは問題なところだ。

 普通にまだ薄暗いし、結構走るペースが速いし、なんか朝からやたらとハイテンションだしで年寄りみたいな人間にはついていけず。


「つか、あんまり使うなよ、家のサブの鍵を」

「だってスマホに連絡してもどうせ出ないし、それなら洸のお母さんから託されたこの鍵を利用した方が早いなって」


 母も余計なことをしやがって。

 そのせいでほぼ毎日無意味に早い時間に起こされているんだぞ。

 だから毎日瞼と瞼がくっつきそうな状態のまま学校へ行く羽目になる、それで夜は22時頃に眠くなってしまう感じだ。


「ふぅ、1日目はこんな感じでいいかな」

「そうか、お疲れさん」

「うんっ、洸もねっ」


 温かい紅茶を買ってくれたから礼を言って飲ませてもらった。

 ふう、それでも6時半ぐらいからでもいいと思うんだ。

 こっちのことも多少は考えてほしい。


「つかさ、まったく太ってねえだろそれ」

「いや、見えないだけでぽにょぽにょだから」

「多少太ったぐらいでなんだよ、大袈裟な奴だな」


 でもまあ、俺も部活をしなくなってから不安なところではあるんだよなあと。

 それでも食べる量は変わっていないから太るのは一瞬かと思えばそうではなく、いまはまだ現状維持できているというのが逆にアレというか。


「僕にだって気になることもあるんだよっ」

「ムキになるなムキに、帰るぞ」


 試しに持ち上げてみたが、特別重いなんてこともなく。

 ◯◯グラム太ってわーわー叫んでいる母に似ているなって考えていたら暴れ始めたので下ろしておいた。


「僕が相手だからまだよかったけど、女の子にそんなことを言ったら戦争だからね? 気をつけてねっ」

「なんで凛が女子の代表みたいな感じなんだよ」

「男子でも気にした方がいいんだってっ」

「はいはい、分かったから帰ろうぜ、凄えさみぃ」


 とはいえ、余裕を持てなくなったら終わりだぞ――そう思ったが口にはしないでおいた。




「よう、朝はいつも眠そうだな」

「おーう、凛の奴に叩き起こされてな」

「仲いいよな」


 ま、悪くはないな。

 小学4年生のときにこっちに越してきて、小学校で話すようになってからはずっといままで一緒にいるわけだからな。

 にしても、引っ越すとは思わなかったからあのときは驚いたな。

 鼻くそをほっている間に気づけば他県にいたんだから。

 実感が湧かなすぎてほーんって反応していたらああなっていた。


「洸、ここだけの話なんだが」

「なんだ?」


 どことなく神妙な顔で船山りょうは言う。


「凛な、告白されていたんだ」

「へえ、そうなのか」

「野郎に、告白されていたんだ」


 ほう、まあ可愛げのある顔をしているしな。

 おまけに相手によって態度を変えたりしないところとか、一緒にいて楽しそうにしてくれるところとかに惹かれただけだろう。

 ああ、あれもあったか、去年の文化祭で女装をしたというのも影響しているのかもしれない。 

 本人は涙目で逃げ回っていたが。

 あのときは何故か俺が凛に怒られたぐらい。


「待て、いいのかよ? 知らねえ男に自由にされていたかもしれないんだぜ?」

「そんなの凛次第だろ」

「後悔しても知らねえからな」

「そんなに心配なら船山が見ておけばいいだろ」

「ま、それはするけどさ」


 ちなみにその本人はいま机に突っ伏して寝ている。

 まあ、朝からあんなハイテンションでいればなにも失わないわけがないんだ、これに懲りたらもう少しぐらいは落ち着いた状態で対応してもらいたいもんだと思う。


「……なんで頭を押さえつけられているのかな?」

「無駄にハイテンションだからだよ、これからはもう少し落ち着いて接するべきだな」


 いやでもまさか実際に告白するような人間が現れるなんて思わなかった。

 こいつ、引っ張られないだろうな? 相手が求めてくれたからとかで受け入れられたらたまったもんじゃないぞ。


「もう、身長が伸びなくなっちゃうでしょ」

「大丈夫だ、もう4年も154センチから伸びてないんだからな」

「失礼なっ、伸びてるよ……1ミリずつぐらいは」


 前の席を借りて勝手に座る。

 そしてそのまま凛を見続けていたら「な、なに?」と少し忙しそうな感じの凛の出来上がりとなった。


「なんで言ってくれなかったんだ?」

「なんの話?」

「告白されたことだ」

「あー、うーん、その子も言いふらされたくないだろうからね」


 まあ、そりゃそうか、実に凛らしい考え方だ。

 じゃあ船山の奴はどういう風にそれを知ったのか。

 偶然見ていた、可能性は低いだろうし船山には言ったのか?


「まあいい、そういうことなら仕方がないからな」

「うん、僕にだって言えないことぐらいあるよ、洸にも、亮にも」


 それなら気にしたところでしょうがない。

 俺にだって凛に言えないことぐらいあるからな。

 その後は授業が始まったら集中して、休み時間になったら休憩をするを繰り返して過ごした。


「洸、飯食べに行こうぜ」

「ちょっと待て、凛――あれ、いないな」

「すぐに出ていったぞ、気にしてもしょうがないから行こうぜ」


 まあいいか、食堂に行こう。

 適当に日替わり定食を注文して、適当に椅子に座って食べることに。

 うん、普通に美味しい、毎日食べても飽きないな。


「洸、それくれ」

「いいぞ、持っていけよ」


 ただ、食堂通いにも問題があって、それは単純に美味しいことで有名のここを利用する人間が多いということだ。

 少しでも時間が遅れるとまず座れない、座れないと食べることができないから弁当とかを持ってきていない自分としては困ると。

 作ればいいんだけどな、どうしても自分のために作りたくないというか、誰かが作ってくれた物を食べたくて仕方がないんだ。


「土曜日、忘れずに付き合ってくれよ?」

「あれ、なんだっけか?」

「カラオケに行く約束だろ」

「ああ、聴いててやるから沢山歌えよ」


 船山は歌うことが大好きすぎるから少し困るときもある。

 帰っているときなんかにもすぐに歌い出すから。

 でも、普通に上手で悪くはないんだ。

 問題があるとすれば知らない女子が付いてくることだった。


「あ、そのとき凛は連れて行かないからな」

「意地が悪いな」

「そういうのじゃない、ただ、約束は守ってもらうというだけだ」


 別にそんなマジな顔にならなくたって約束ぐらい守るさ。

 歌うことは絶対にしないが、聴くぐらいならしてやれる。

 それだけで満足するということならいくらでもしてやろうじゃないか。


「ごちそうさま、戻るか」

「だな」


 教室に戻る前にトイレを済まそうと船山と別れて。


「中途半端な顔だな」


 手を洗いつつそんなことを呟いて。

 で、トイレから出たら怒った感じの凛と遭遇して、ってなんでだ?


「どうした、船山がからかってきたか?」

「なんで先に行っちゃったの?」

「誘おうとしたら凛がいなかった」

「そうだけどさ、待っていてくれればいいよね?」

「悪い、次からは気をつける」


 進んで怒られたいだなんて考えるMじゃないからな、こうなるぐらいなら例え食べられなくなっても待った方がマシだ。

 が、残念ながらこれには納得できなかったらしく、凛はその後も不機嫌なままで。

 放課後になって帰ろうぜと誘ってみても、


「ひとりで勝手に帰ればいいじゃん」


 と、聞く耳を持ってもらえずに敗北。

 仕方がないから校門のところで待っておくことにした。

 多分、そのまま帰ったら更に不機嫌になるから。


「出てこねえ……」


 もう3時間が経過していて、19時半ぐらいだった。

 それなのに意地を張っているのか出てこない。

 いい加減寒いし、帰ってもいいがその後が面倒くさいことになるからできないと。

 こうなったらこっちも意地だ、ずっと待ち続けてやる。


「……なにやってるの?」

「なんかここからの景色が好きでさ」


 結局、完全下校時刻である20時45分に凛は出てきた。

 約束をしていないからなのかそれでも気にせずにひとりで歩いて行こうとするので、呼び止めることもせずに10メートルぐらいの間隔を空けて歩いた。


「追ってこないでよっ」

「無茶言うな、俺もこっちなんだよ」

「別ルートから帰りなよっ」


 はあ、しょうがないからそうするか。

 明日になったら買い物にも行かなければならないなーとか考えつつ、暗い中歩いていた。

 納得できないところはあるが、別に船山が悪いわけでもないしなと凛関連のことは片付けておけばいい。


「ただいま」


 いくら俺がこう言おうと返事がくることはない。

 こっちに引っ越したうえに、なんかまた仕事関連のことで父は結構遠いところまで行くことになったからだ。

 母は当たり前のようにそんな父に付いていき、この普通程度の家には俺ひとりで住んでいるということになっている。


「もしもし?」

「……開けて」

「あいよ、ちょっと待ってろ」


 追ってくるなって言ったり、やって来て開けてと言ったり忙しい人間だ。


「どうしたんだ?」

「……なにが? 今日はお昼から会っていないけど」

「はは、そうだな、これは俺がおかしかったな」


 さっきの思春期の女子みたいな態度はやめてもらいたかった。

 結構面倒くさいし、それでもこちらが折れなければならなくなるから。

 質が悪い存在だと言っても過言ではない、残念ながらそうとしか言いようがなくなる。


「洸……」

「そんな顔をして近づいて来るぐらいならすぐに許してくれよ」

「だって、戻ったらいなかったし……」

「悪かったよ、もうしないから許してくれ」


 でも、こうして来てくれるのは地味にありがたかったりもする。

 ……単純に凛との時間を増えるのもあるからな。


「いまから作るけど食べていくか?」

「うん、洸が作ったご飯を食べたい」


 今日はもやしを早く使用したいから肉ニラにしておいた。

 ニラが入っただけで美味しさというのが跳ね上がるからいい料理だよなと。

 仮にもやしだけでもドレッシングなどを変えれば安価で楽しめるから最強だし、まあ栄養とかは知らないが。


「美味しい」

「そうか、なら良かった」


 後に面倒くさくなるのはこっちだからささっと食べてささって洗っておく。


「洸」

「なんだ?」

「……今日みたいなことはしないで、嫌われたかもって不安になっちゃうから」


 嫌うかよ、殺人とかって犯罪をしたなら無理だが。

 

「気づいたら凛がいなかったってだけだ、あと、食堂は遅れると食べられなくなるからな」

「……仮にそうでも待ってくれるのが親友じゃないの?」

「分かったから、もう帰らないと寒くなるぞ」


 距離が離れていないからこそゆっくりしているんだろうが、だからといって長時間居続けるともしかしたら親に叱られるかもしれない。

 親友だからこそこういうことはちゃんと言ってやらなければならないんだ。


「泊まる、ほら、どうせ朝は一緒に走りに行くんだし」

「じゃ、風呂にでも入れよ、溜めてあるからな」


 どうせ聞いてくれることはないから早々に諦めて、凛が出るまで適当にテレビでも見ておくことにした。

 ただ、2時間が経過しても出てこなかったから見に行ってみたらなんか風呂でのぼせていたから救出する。


「ごめん……」

「いいから拭いて寝ろ」


 はあ、もう23時を越えているぞ。

 いつもならとっくに夢の世界へと旅立っている時間だから眠い。

 だが、似たようなことにはしないためにささっと洗ってささっと出た。


「寝ろよ」

「ここでいいんだよね?」

「おう、敷布団もあるしな」


 俺は遠慮なくベッドに寝転んで電気を消した。

 慌てている凛に笑ったら怒られてしまったが。


「……今日はごめん」

「明日も早いんだぞ、早く寝ろ」

「うん、おやすみ」


 こっちもそれは同じこと、だからさっさと寝てしまおう。

 と、考えていた自分だが、どうしてか寝られなかった。

 眠たいはずなのに、別に凛と部屋で寝るぐらい普通なのに、一周回って眠気がこないというときもあるのはなんだかな……。


「あ、連絡がきていたのか」


 土曜によろしくって改めて船山から。

 こんな時間にあれだが返しておく。

 見ておいて無視するよりはいいだろう。


「遅えよ」

「まだ起きていたのかよ、夜ふかしすんな」


 もう0時半過ぎだぞ、部活に所属している人間がこんな時間まで起きているべきではない。


「お前が言うな、これまでなにをやっていたんだ?」

「ちょいと大変な人間の相手をな」

「それって凛か?」


 残念、船山と凛以外とは関わりがないからこうなる。

 あっさり言い当てられると困るというかなんというか、中途半端な気持ちになるのは確かだ。


「土曜日、寝過ごしたりするなよ、朝から夕方までいるつもりなんだから」

「そんなに歌える歌があるのか?」

「何回でも高得点を獲得するために歌うつもりだからな、聴き飽きるかもしれないがちゃんと来てくれよ?」

「約束だから行くよ、あ、ちょっと待ってくれ」


 スマホを少し離した状態で来訪者に声をかける。


「……亮なの?」

「ああ、明日も食堂にって約束をしていてな」


 あんな言い方をする以上、凛には言っていないだろうからこのような嘘のようなそうではないことを吐くことになった。

 船山に嫌われると面倒くさいことになるから凛ばかりを優先するわけにもいかないんだ。

 それに馬鹿な俺はあっさりあれを吐いてしまっているわけだからな、言いふらされても困るから絶対にできない。


「明日は僕も行くから」

「分かってるよ、戻るから先に行っててくれ」


 凛が出ていった後に少しだけ会話をしてから終わらせて部屋に戻った。


「悪いな、起こすことになって」

「ううん」

「おやすみ、今日も走らなければならないからな」

「うん、おやすみ」


 で、今度は案外あっさりと眠気がやってきてくれた。

 拒む必要もないから任せておいた。




「凛、起きろ」

「ん……あと5分……」

「起きろ、走りに行けなくなるぞ」


 全く起きないのでさっさと着替えてしまうことに。

 そして着替え終えたらもう容赦なく布団を剥いで、それから強制的に体を持ち上げた。

 こういうときに低身長というのは大きい、暴れられてもなんとか押さえられるぐらいのパワーだからな。


「……下ろして」

「走りに行くぞ」

「分かったから……」


 今日は5時45分ぐらいに出て走り始めた。

 いきなり速くは危ないし、単純にマラソン選手を目指すというわけでもないからかなりゆっくりにした。

 冬なら余計に気を使わなければならない。


「食堂に行くというだけの話じゃないよね? それならわざわざ電話なんかする必要もないし」

「お、眠気もどこかにいったんだな」

「答えてよ」


 ふむ、どうするべきか。

 相手が凛だからってなんでもかんでも話せるわけがない。

 好かれたいからって違う人間を裏切るようなことをしたくない。

 そんなことを続けていたらきっと俺の周りからは人間がいなくなる。

 そりゃそうだろう、そんなことを続けていたらな。


「まあ待て、学校に行ってからでもいいだろ?」

「絶対に教えてよ?」

「船山が許可してくれたらな、行くぞ」


 とはいえ、だらだらやりすぎてもリスクが高まるだけで意味もない、痩せたいのならある程度の速さはないとな。


「凛、これぐらいの速度でいいか?」

「うん、これなら息切れしないで走れるから」

「よし、それじゃあこれぐらいだな」


 つか、寝ることが大好きな俺がなんで付き合っているのか。

 船山もなんで俺に頼んでくるのか、俺が寝ることを好んでいると知っているはずなのにどうしてだよまったく……。

 実はふたりともSだったのかもしれない、一緒になって笑みを浮かべつつ罰とか言ってくるときもあるしな。


「ぶえっ、なんだ急に……」

「ははは、洸程度がぶつかってきたぐらいで俺が倒れるわけがないだろ」

「走っている最中に急に現れるなよ、危ねえな……」


 船山はよくてもこっちが怪我するんだよ。

 そうしたら寝るときだって痛くて寝られないかもしれないから勘弁してほしい。


「おはよ」

「おう、おはよう」

「亮も走ろ」

「そのつもりで待っていたんだよ、ルートは凛に教えてもらっていたからな」


 これなら運動大好き少年と走ればいいと思う。

 俺なんか体がでかいだけで運動能力が高いとかそういうことはないんだから。


「でも、亮は朝練があるでしょ? それなのに物好きだね」

「体を動かすと一気に元気になれるからな、その点だけは洸や凛とは違うぞ」

「運動バカだね」

「いいじゃねえか、寝てばかりの人間よりはマシだ、どこの誰とは言わないが」


 しょうがない、ゲームとかそういうちまちまとした物が好きじゃないからどうしたってそういうことでしか時間をつぶせないからだ。

 家事や課題などをしたとしても1日中時間をつぶせるわけではないし、そんなにかかるようなことがあったら嫌だし。


「付き合ってくれてありがと、僕が痩せるためにしているランニングだからね」

「痩せる必要なんかないだろ、寧ろもっと食えっ」

「あっ、……男子でも気になるんだから」


 俺も昨日、風呂に入った際に贅肉が増えている気がして頑張らなければならないと思った。

 今日早く起きていたのはつまりそういうことだ。

 ちなみにこれは当然、長続きはしないから安心してほしい。


「凛って男子か?」

「男子だよっ、ほらっ、すね毛とかだってちゃんと……ちょっと、少し生えているしっ」


 足は白く毛がちょろちょろと生えている程度だった。

 いや、産毛レベルか? 脱毛しているのかと聞きたくなるぐらいには綺麗な状態だった。

 たまにいるよな、こういう根本的に違う人間は。


「女子でも生えるぞ?」

「いいからっ、僕は男子だからっ」

「見えねえなあ、ほら、持ち上げることもできるしな」

「僕はダンベルとかじゃないからね!? 亮も洸もいっぱい持ち上げてきてぇえ!!」

「はははっ、あばよっ」


 船山よ、怒らせたまま帰るのはやめてくれ。

 そして今回も案の定、俺が怒られることになった。

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